AoiSupport -音声合成ソフトを利用した動画制作の支援ツール-
紹介動画
本ツールを利用した場合は上記の動画を親作品に登録していただけるとうれしいですが、必須ではありません。
お試しで動作確認したい方は・・・
このページで自分が使う動画編集ソフトの項目を見た後に、音声合成ソフトの必須設定の個所だけ設定をし、 AoiSupportの音声保存ボタンを押すだけでサクッと動作確認ができると思います!
目次
- 概要
- ダウンロード先
- AoiSupport本体設定
- AviUtl設定
- ゆっくりMovieMaker4設定
- Davinci Resolve設定
- Recotte Studio設定
- VEGAS Pro設定
- Premiere Pro設定
- A.I.VOICE、A.I.VOICE2設定
- VOICEVOX、COEIROINK、LMROID、SHAREVOX、ITVOICE設定
- VOICEROID2、ガイノイドTalk、VOICEROID+EX設定
- CeVIO CS、CeVIO AI設定
- VOICEPEAK設定
- SofTalk、棒読みちゃん、AquesTalkPlayer設定
- かんたん!AITalk5設定
- Seiren Voice設定
- CoeAvatar設定
- Voice Track Maker設定
- VoiSona Talk設定
- Style-Bert-VITS2設定
- 外部エディタ設定(ユニコエ、Voicization)
- 常時フォルダ監視設定(CoeFontの設定はここ)
- 挿入先レイヤーの指定
- 削除・置換設定
- 音声投げ込み
- 音声再生
- 音声保存先の振り分け
- 連動起動機能
- 音声保存処理設定
- Q&A集
- うまく動かない場合は
- 説明書作成にあたってお借りした立ち絵
1.概要
AoiSupport(アオイサポート)は音声合成ソフトを利用した動画制作の支援ツールです。
音声保存ボタンやショートカットキーを利用することで、音声合成ソフトの音声を自動で動画編集ソフトに投げ込みを行ってくれます。
対応ソフト一覧
- A.I.VOICE:v1.1.2~v1.4.10
- A.I.VOICE2:v2.2.2~v2.6.1
- VOICEVOX:v0.8.2~v0.19.2
- VOICEROID2:v2.1.1.0
- ガイノイドTalk:v1.0.0.0
- CeVIO AI:v8.1.34.0~v9.1.14.0
- CeVIO Creative Studio 7:v7.0.23.1
- COEIROINK:v1.0.1~v1.7.3、v2.3.3~v2.5.0
- LMROID:v1.3.0~v1.4.0
- SHAREVOX:v0.1.5~v0.2.1
- ITVOICE:v1.0.1~v1.0.2
- VOICEPEAK:v1.2.1~v1.2.11
- SofTalk:v1.93.54~v2.1.4
- 棒読みちゃん:v0.1.11.0
- AquesTalkPlayer:v0.9.3.1~v1.0.1.1
- かんたん!AITalk5:v1.0.1.0
- Seiren Voice:v1.1.1~v1.4.0
- VOICEROID+EXシリーズ
- CoeAvatar
- Voice Track Maker:v1.2
- VoiSona Talk:v1.1.0.5~v1.2.0.1
- Style-Bert-VITS2:v2.6.0
- ユニコエ:v1.4.0.0
- Voicization:v1.3.5.0~v1.3.6.0
- AviUtl:v1.10(拡張編集v0.92)
- ゆっくりMovieMaker4:~v4.30.1.0(Lite版動作可)
- DaVinci Resolve:v17~v18.6.6(無償版動作可)
- Recotte Studio:v1.6.6.2~v1.8.1.3(Basic版動作可)
- VEGAS Pro:v20.0~v21.0(日本語環境のみ)
- Adobe Premiere Pro:v23.5~v24.5(日本語環境のみ)
※UIが大きく変わらなければ上記バージョン以外でも動作が可能な場合があります。
※上記以外の音声合成ソフトでもwav出力が可能であれば23.常時フォルダ監視設定機能を 利用することで、自動投げ込みができます。
本説明書の参照順
「3.AoiSupport本体設定」→自分が使う動画編集ソフトの説明を参照→各音声合成ソフトの説明を参照→ 「24.挿入先レイヤーの指定」→「26.音声投げ込み」の順に参照するとスムーズに設定が行えると思います。
2.ダウンロード先
本ツールを利用する前に以下内容のご確認をお願いします。
注意事項
本ツールは自己責任でご利用ください。
商用利用したことによる金銭トラブルが発生しても、製作者は一切関与しません。
PCに不具合等が生じても、製作者は一切の責任を負いかねます。
なお、本ツールの使い方を1.概要の対応ソフト一覧に記載のソフトの制作者様、企業様へ問い合わせをすることのないよう留意願います。
利用可能範囲
商用・非商用、個人・法人問わず利用可能です。
ただし、使用する各音声合成ソフト、動画編集ソフトの規約に(キャラクターが存在する場合はその規約も)必ず従うようにしてください。
禁止事項
2次配布は禁止とします。
依頼事項
以下は必須ではありませんが、ご協力いただけますと幸いです。
- ニコニコ動画投稿時、以下のいずれかをコンテンツツリーの親作品に登録
- ツール紹介動画:sm39661703
- コモンズ登録素材:nc258754
- ニコニコ動画以外(YouTube等)投稿時、以下のクレジットを表記
- AoiSupport(音声連携ツール):https://aoi-chan.moe/aoisupport
3.AoiSupport本体設定
上記でダウンロードしたAoiSupport本体をデスクトップ等の任意のフォルダに展開してください。 AoiSupport.exeを実行することで、起動ができます。
音声保存先設定
最初にAoiSupportを起動すると下記のメッセージが表示されます。
メニューの「本体設定」から「基本設定」を開きます。
音声保存先を指定できるため、選択ボタンを押して任意のフォルダを選択してください。
このフォルダが各種音声合成ソフトの音声の保存先になります。
音声ファイルをキャラクターごとにフォルダ分けする
ここにチェックを入れると、「音声保存先」で指定したフォルダ配下に各キャラクター名やプリセット名のフォルダが作成され、そこに音声が保存されるようになります。
※詳細は「28.音声保存先の振り分け」を参照してください。
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ショートカットキー設定
AoiSupportのショートカットキー設定が行えます。
音声保存
A.I.VOICEのテキストの保存やVOICEVOXの一つだけ書き出しを自動実行してくれます。
全音声保存
A.I.VOICEのリストの保存やVOICEVOXの音声書き出し(全音声保存)を自動実行してくれます。
音声再生
A.I.VOICEやVOICEVOXの音声再生を自動実行してくれます。
※「Ctrl+S」等、A.I.VOICEなどに既に割りあたっているショートカットは設定しないでください。
※ショートカットキーはグローバルに実行されるため、AoiSupportが最小化されていても実行が可能です。
音声加工設定
「wavファイルに無音を追加する」にチェックを入れると音声投げ込み前にwavファイルに無音を追加できます。
開始無音
wavファイルの先頭に指定したミリ秒分の無音を追加できます。
終了無音
wavファイルの末尾に指定したミリ秒分の無音を追加できます。
※1000ミリ秒=1秒です。
※A.I.VOICEのポーズやVOICEVOXの無音等を設定していると、その分の無音も追加されますのでご注意ください。 例えばAoiSupportの終了無音を800ミリ秒、A.I.VOICEの終了ポーズを800ミリ秒にしていると、合計で1600ミリ秒(1.6秒)の無音が追加されます。
字幕加工設定
「txtファイルに改行を追加する」にチェックを入れると字幕投げ込み前にtxtファイルに改行を追加できます。
1行あたり固定xx文字を超えたら改行する
「改行文字数」で指定した固定文字数で改行が入ります。例えば20を指定した場合、1行が20文字を超えたらそこで改行が入ります。
文章を読み取って1行あたりxx文字付近で改行する
ある程度文章を読み取って、「改行文字数」で指定した付近の文字数で改行を入れます。
※改行は25.削除・置換設定で指定した削除・置換を行った後に実行されます。
※投げ込み先がRecotte Studioの場合、改行の自動挿入は行えないためご注意ください。
4.AviUtl設定
AviUtlへの投げ込みは「1.音声と字幕を直接投げ込む方法」と「2.テンプレートとして作成したexoを投げ込む方法」の2種類があります。
「1.音声と字幕を直接投げ込む方法」は設定が容易です。「2.テンプレートとして作成したexoを投げ込む方法」はテンプレートを事前に作成する必要がありますが、画像や図形なども一緒に投げ込むことが可能です。
※直接投げ込みの場合はPSDToolKitの「字幕準備」、「字幕表示」で字幕出力を行います。 exo投げ込みの場合は標準のテキスト機能でも字幕出力が可能です。
共通設定
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AoiSupport本体設定
AoiSupportの「動画編集ソフト設定」→「AviUtl設定」から投げ込み方式を選択します。「exoファイルを使った投げ込み」を選択する場合、テンプレートとなるexoファイルの格納先フォルダを選択します。
※「テキストをPSDToolKitの字幕準備として投げ込む」にチェックが入ってない場合、字幕は標準のテキストオブジェクトで投げ込みます。 なお、この項目は「exoファイルを使った投げ込み」のみ選択可能です。
必須プラグイン
投げ込み方式に関わらず、AviUtlへの投げ込みは
「ごちゃまぜドロップス」
プラグインが必須となります。
「ごちゃまぜドロップス」は「PSDToolKit」に同梱されているため、
「PSDToolKit」
を導入することを推奨します。
PSDToolKitはAviUtl本体を任意のフォルダに展開し、その中に拡張編集及びPSDToolKitを入れることで導入ができます。
※ここでも簡単に解説はしますが、詳細はPSDToolKitの製作者様の チュートリアルを参照してください。
※PSDToolKitを利用する場合、ごちゃまぜドロップスはPSDToolKit内にあるものをご利用ください。 PSDToolKit内のごちゃまぜドロップスを上書きすると正しく動作しない場合があります。
1.音声と字幕を直接投げ込む場合の設定
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音声のみ投げ込みの場合、特に設定は不要です。
字幕も一緒に投げ込む場合、AviUtlで適当なプロジェクトを開いた後、メニューの「編集」から「PSDToolKit」→「環境設定」を開きます。
文字コード
AoiSupportは「UTF-8」のみ対応しています。字幕を付ける場合は必ず「UTF-8」にしてください。
発動条件
音声とテキストを同時に投げ込む場合、必ず「発動条件」の「同じ名前の*.wavと*.txtを一緒にドロップした時」にチェックを入れてください。
字幕表示
上記の字幕設定を行った後、AoiSupportで音声投げ込みを行うと、「字幕準備」オブジェクトが生成されます。 その字幕準備が設置されているレイヤーの下に「字幕表示」オブジェクトを設置します。
※「字幕表示」はタイムラインを右クリックし、「メディアオブジェクトの追加」から 「PSDToolKit」→「字幕表示」を選択することで、設置が可能です。
「字幕表示」の「layer=〇」に「字幕準備」が設置されているレイヤーを指定します。
フォントサイズや色、縁取り等の装飾は「字幕表示」にて行います。
一度「字幕表示」を配置すれば、複数の「字幕準備」の内容の表示を行うことができます。
補足:立ち絵について
AoiSupportは立ち絵支援機能を搭載しておりませんが、PSDToolKitの機能を利用することで、表情変更や目パチ、口パクの設定を行うことが可能です。
※詳細はPSDToolKitの製作者様のチュートリアルを参照してください。
目パチ口パクが不要な場合、そのままPNG立ち絵を使用する方法もあります。PNGの表情切り替えが面倒な場合、以下の方の動画に便利設定がありますのでご参考までに掲載します。
2.テンプレートとして作成したexoを投げ込む場合の設定
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最初にAviUtl上でexoファイルを話者ごとに作成する必要があります。AviUtlを起動したら拡張編集のタイムラインを右クリックし、「新規プロジェクトの作成」を選択します。 このとき「画像サイズ」は実際に動画編集をする際の解像度と同じ値を指定するようにしてください。
プロジェクトを開いたら、右クリックで音声やテキストなどのオブジェクトを追加していきます。 AoiSupportはテンプレート内に「音声」、「テキスト」、PSDToolKitの「口パク準備」があった場合、その中身を書き換えてAviUtlに投げ込みます。 音量調整した情報やテキストを装飾した情報を残したまま投げ込みを行うため、必要に応じて調整を行ってください。
テンプレート作成時の注意点
Layer 1から作成を行う
必ずLayer 1からテンプレートの作成を行うようにしてください。別のレイヤーから作成を行うと、AoiSupport上で挿入先レイヤーを指定したときに、
正しいレイヤー番号の位置に挿入されないように見えます。
1レイヤーは1オブジェクトにする
1レイヤーに複数のオブジェクトがある形でテンプレートを作成すると、一番左側にあるオブジェクトのみが投げ込まれる形になります。中間点も削除されるのでご注意ください。
書き換えを行う「音声」、「テキスト」、「口パク準備」は1つのみ
「音声」や「テキスト」、「口パク準備」がテンプレート内に複数あった場合、2つ目以降は値の書き換えを行わず、元のテンプレートの内容そのままを投げ込みます。
(効果音や固定文字を一緒に投げ込む場合は下位レイヤーに配置する必要があります)
その他
AoiSupportは投げ込み時に各オブジェクトの横幅を投げ込む音声ファイルと同じ長さに調整するため、この時点で調整する必要はありません。
また、各オブジェクトをグループ化しても問題ありません。多目的スライダーの値を設定した場合、その値を保持したまま投げ込みを行うこともできます
exoファイルの格納
投げ込むオブジェクトの設定が完了したら、タイムラインを右クリックし、「ファイル」→「オブジェクトのエクスポート」を選択します。
保存フォルダをAoiSupportの「AviUtl設定」で指定した「exo格納元フォルダ」と同じ場所を指定します。ファイル名は「24.挿入先レイヤーの指定」で指定する話者名と同じ名称を指定します。
なお、ファイル名を「デフォルト」にした場合、合致する話者名がなかった場合にこの「デフォルト」exoのテンプレートが投げ込まれることになります。
※exoファイルの中身を編集したい場合は「オブジェクトファイルのインポート」を選択するか、ドラッグ&ドロップでexoをタイムラインに投げ込むことで編集ができます。
PSDToolKitの設定
PSDToolKitを導入している場合、必ずAviUtlのメニューの「編集」から「PSDToolKit」→ 「環境設定」を開き、「1フレーム目に音声とテキストがある*.exoをドロップした時」のチェックを外すようにしてください。 ここのチェックを外さないとテンプレートがPSDToolKitによって書き換えられてしまいます。
現在編集しているプロジェクト上でexoファイルを作成したい場合は
字幕や画像などの配置場所を確認するために、現在開いているAviUtlのプロジェクト上でexoファイルを作成したい場合もあるかと思います。その場合は拡張編集の「シーン」を活用すると便利です。
テンプレにしたいオブジェクトを複数選択し、コピーします。使っていないSceneを選択し、そこに貼り付けを行います。そうすると、そのSceneのみにあるオブジェクトでexoファイルのエクスポートを行うことができます。
補足:立ち絵について
テンプレのexoに口パク準備や多目的スライダーのオブジェクトを追加することで、PSDToolKitの機能を利用して表情変更や目パチ、口パクの設定を行うことが可能です。
※PSDToolKitの使い方は製作者様のチュートリアルを参照してください。
目パチ口パクが不要な場合、そのままPNG立ち絵を使用する方法もあります。PNGの表情切り替えが面倒な場合、以下の方の動画に便利設定がありますのでご参考までに掲載します。
※テンプレのexoに速度0の連番PNGの動画を登録することも可能です。
5.ゆっくりMovieMaker4設定
ゆっくりMovieMaker4(以下YMM4)への投げ込みは「1.YMM4のカスタムボイスを利用して連携する方法」と「2.YMM4のセリフ入力欄にファイルパスを入力して連携する方法」の2種類があります。 どちらかと言うと後者のセリフ入力欄連携を推奨しますが、片方がうまく動作しない場合や投げ込みに時間がかかる場合に、もう片方の投げ込み方法を選択すると安定動作する場合があります。
※YMM4はA.I.VOICEやVOICEVOX等と直接連携を行うことができますが、アクセントやイントネーションなどの細かな調整まではできないものがあります。 AoiSupportを利用すると調整後の音声を簡単に連携することができるようになります。
カスタムボイスを利用した連携方法
こちらはAoiSupportの「音声保存先」で指定したフォルダに一時的に音声やテキストファイルを格納し、その後にYMM4の 監視フォルダにファイルを移動させることで、YMM4がそのファイルを取り込む仕組みとなっています。
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YMM4監視フォルダ設定
AoiSupportのメニューの「動画編集ソフト設定」から「YMM4設定」を開くことで設定ができます。
AoiSupport本体設定の「音声保存先」と同じフォルダにはしないでください。
キャラクター設定
字幕の装飾、音量の調整、挿入先レイヤーの指定は全てYMM4のキャラクター設定にて行うことになります。 AoiSupportと連携したい場合はカスタムボイスを有効にし、監視フォルダを上記で設定したフォルダと同じフォルダにします。 また、ファイル名は実際に出力されるファイルに含まれる単語を入れることで、キャラごとに挿入先レイヤーを分けることが可能となります。
挿入先レイヤーの指定はYMM4側で設定を行うことになります。 AoiSupportで設定しても反映はされませんのでご注意願います。
※キャラごとに音声保存先を振り分けたい(監視フォルダを分けたい)場合は 「28.音声保存先の振り分け」を参照してください。
補足:立ち絵について
AoiSupportは立ち絵支援機能を搭載しておりませんが、YMM4標準の立ち絵支援機能利用することで、表情変更や目パチ、口パクの設定を行うことが可能です。
※詳細はYMM4の製作者様の立ち絵機能の使い方を参照してください。
※シンプル立ち絵、動く立ち絵、PSD立ち絵いずれも動作することを確認しております。
セリフ入力欄にファイルパスを入力して連携する方法
こちらはAoiSupportの「音声保存先」で指定したフォルダ内に格納された音声ファイルを セリフ入力欄に直接入力することで連携する方法となります。
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AoiSupport本体設定
AoiSupportのメニューの「動画編集ソフト設定」から「YMM4設定」を開き、投げ込み方式を「YMM4のセリフ入力欄にファイルパスを入力して連携」にします。
キャラクター設定
字幕の装飾、音量の調整、挿入先レイヤーの指定は全てYMM4のキャラクター設定にて行うことになります。 名前はAoiSupportの各音声合成ソフトの「24.挿入先レイヤーの指定」で設定した名前を入力します。 なお、名前を「デフォルト」にすると、合致する名前がなかった場合にこの「デフォルト」で設定した内容でYMM4に投げ込みが行われることになります。 話者ごとに設定を分ける必要のない場合などにご活用ください。
レイヤー番号の指定はYMM4側で設定を行うことになります。 AoiSupportで設定しても反映はされませんのでご注意願います。
YMM4のLite版を利用している場合、声質に「AquesTalk」を選択しないでください。 「コマンドライン / 日本語」や「なし」などを選択します。
補足:立ち絵について
AoiSupportは立ち絵支援機能を搭載しておりませんが、YMM4標準の立ち絵支援機能利用することで、表情変更や目パチ、口パクの設定を行うことが可能です。
※詳細はYMM4の製作者様の立ち絵機能の使い方を参照してください。
※シンプル立ち絵、動く立ち絵、PSD立ち絵いずれも動作することを確認しております。
6.DaVinci Resolve設定
DaVinci Resolveに音声を投げ込む場合は、予め「AoiDrop」と呼ばれるスクリプトをDaVinci Resolveに配置する必要があります。 AoiSupport本体は各音声合成ソフトの保存処理を実行した後、この「AoiDrop」スクリプトを呼び出し、「AoiDrop」がタイムライン上に投げ込みを実行する形となります。
※APIの都合上、DaVinci Resolve v18.5以降を利用することを推奨します。
DaVinci Resolve v18.5以降の設定方法
クリックで続きを読む
DaVinci Resolveの設定は、AoiSupportの「動画編集ソフト設定」→「DaVinci Resolve設定」から開くことができます。
DaVinci Resolve初期設定
ここでは「AoiDrop」のスクリプト配置を行うことができます。初回起動時は未配置である旨のメッセージが出力されるため、配置ボタンを押してスクリプトの配置を行ってください。 配置が完了したら、DaVinci Resolveを再起動します。
※「AoiDrop」のバージョンが古い場合、その旨のメッセージが出力されます。その場合も配置ボタンを押して最新のスクリプトを配置してください。
字幕の投げ込みについて
音声と一緒に字幕の配置も行う場合、予めDaVinci Resolve上にテンプレートとなる「テキスト+」のクリップを作成しておく必要があります。
字幕の投げ込みの仕組みについて簡単に解説すると、「AoiSupport」本体は音声保存時に投げ込み対象がどの話者であるかのチェックを行います。音声保存が完了したら、「AoiDrop」のスクリプトに話者情報を渡します。
「AoiDrop」はメディアプール内の「text」ビン(フォルダ)の中から一致する話者名のテンプレートを探し出し、それをタイムライン上に投げ込んで字幕の書き換えを行います。
※AoiSupportが現在対応しているのは「テキスト+」のみとなります。「テキスト」でテンプレを作成しようとすると、エラーとなりますのでご注意ください。
※テンプレの「テキスト+」作成時、プロジェクトとタイムラインのフレームレートや解像度は実際に動画編集をするものと合わせるようにしてください。
テンプレートテキストの作成
ここからは実際の設定方法を説明します。タイムラインの適当な場所にText+のクリップを配置し、適当な文字列を入力します。縁取りやサイズなどの装飾を終えたら、メディアプールのマスター直下に「text」ビン(フォルダ)を作成し、 その中にタイムライン上のクリップをドラッグアンドドロップで入れます。
※Fusionページでテキスト+を装飾するとうまく動かないことがあるようです。 なるべくEditページ内でテンプレのテキスト+を装飾するようにしてください。
textビン(フォルダ)の中に入れ終わったら、クリップの名称を対象の話者名にします。(24.挿入先レイヤーの指定で指定するキャラ名と一致させる必要があります。)
※クリップの名称変更は日本語だとうまく入力できないことがあります。その場合はメモ帳などに名称を記載し、 それをコピペで貼り付けることで名称変更を行ってください。
「デフォルト」クリップについて
名称を「デフォルト」にすると、「AoiDrop」は合致する話者名のテンプレートテキストのクリップがなかった場合、この「デフォルト」のクリップをタイムラインに投げ込みます。 「24.挿入先レイヤーの指定」で投げ込みトラック番号の指定をせず、メイン画面の「デフォルト挿入レイヤー」でトラック番号を指定する場合はこの「デフォルト」クリップの作成を行ってください。
補足となりますが、作成したテンプレの「テキスト+」はパワービンに登録しておくと、複数プロジェクトで使いまわせるので便利です。
※アップデートにより表記が「Show Power Bins」から「パワービンを表示」になりました。
投げ込みについて
AoiDropはメディアプールのマスター直下にvoiceフォルダを作成し、そこにwavファイルの格納を行います。
そこから指定したトラック番号のトラックに投げ込みを実行する形となります。
なお、投げ込み位置は指定したトラックの現在のカーソル位置になります。
音声はオーディオトラックに、字幕はビデオトラックに配置されます。「24.挿入先レイヤーの指定」で指定した番号のトラックに配置されます。
なお、音声と字幕はデフォルトでは複合クリップで投げ込みが行われます。中身を編集する場合はタイムライン上のクリップを右クリック→「タイムラインで開く」を選択すると、編集できるようになります。 戻る場合は左下のタイムライン名を選択すると元の画面に戻れます。
※通常のクリップやリンクしたクリップで投げ込みたい場合は下記のAoiSupport側の設定で変更できます。
AoiSupport側の設定
ここからはAoiSupport側で行えるその他の設定を説明します。
DaVinci Resolve実行速度設定
ここでは「AoiDrop」スクリプトの実行速度の設定を行うことができます。DaVinci Resolveへの投げ込みが安定しない場合、ここで速度を下げると安定することがあります。
投げ込み設定
音声と字幕を同時に投げ込む場合、デフォルトでは複合クリップ(Compound Clip)として投げ込まれます。通常のクリップやリンクしたクリップで投げ込みを行いたい場合はチェックを変えてください。
補足:立ち絵について
AoiSupportは立ち絵支援機能を搭載していないため、PNG立ち絵をそのまま利用することになります。
PNG立ち絵の参考設定を以下に記します。
トラックにPNG立ち絵をドラッグアンドドロップすることで立ち絵を配置できます。複数の立ち絵をまとめて位置調整したい場合は、以下の手順のように位置調整済の立ち絵をコピー(Ctrl + C)し、「ビデオ属性」をペースト(Alt + V)することで可能です。
立ち絵の数が多くて選択が面倒な場合は、連番PNGを用意してカーソル位置で表情を選択することも可能です。以下に参考動画を載せておきます。
DaVinci Resolve v18.5より前の設定方法
クリックで続きを読む
DaVinci Resolve v18.5より前のバージョンを利用する場合は、こちらよりAoiSupportv3.3.0を利用するようにしてください。
DaVinci Resolveの設定は、AoiSupportの「動画編集ソフト設定」→「DaVinci Resolve設定」から開くことができます。
DaVinci Resolve初期設定
ここでは「AoiDrop」のスクリプト配置を行うことができます。初回起動時は未配置である旨のメッセージが出力されるため、配置ボタンを押してスクリプトの配置を行ってください。 配置が完了したら、DaVinci Resolveを再起動します。
※「AoiDrop」のバージョンが古い場合、その旨のメッセージが出力されます。その場合も配置ボタンを押して最新のスクリプトを配置してください。
字幕の投げ込みについて
音声と一緒に字幕の配置も行う場合、予めDaVinci Resolve上にテンプレートとなる「テキスト+」のクリップを作成しておく必要があります。
字幕の投げ込みの仕組みについて簡単に解説すると、「AoiSupport」本体は音声保存時に投げ込み対象がどの話者であるかのチェックを行います。音声保存が完了したら、「AoiDrop」のスクリプトに話者情報を渡します。
「AoiDrop」はメディアプール内の「text」ビン(フォルダ)の中から一致する話者名のテンプレートを探し出し、それをタイムライン上に投げ込んで字幕の書き換えを行います。
※AoiSupportが現在対応しているのは「テキスト+」のみとなります。「テキスト」でテンプレを作成しようとすると、エラーとなりますのでご注意ください。
※テンプレの「テキスト+」作成時、プロジェクト及びタイムラインのFPSは実際に動画編集をする際のFPSと合わせるようにしてください。 (60fpsの動画を作る予定の場合は「テキスト+」作成時もプロジェクト及びタイムラインを60fpsにしておく)
テンプレートテキストの作成
ここからは実際の設定方法を説明します。タイムラインの適当な場所にText+のクリップを配置し、適当な文字列を入力します。縁取りやサイズなどの装飾を終えたら、メディアプールのマスター直下に「text」ビン(フォルダ)を作成し、 その中にタイムライン上のクリップをドラッグアンドドロップで入れます。
textビン(フォルダ)の中に入れ終わったら、クリップの名称を対象の話者名にします。(24.挿入先レイヤーの指定で指定するキャラ名と一致させる必要があります。)
※クリップの名称変更は日本語だとうまく入力できないことがあります。その場合はメモ帳などに名称を記載し、 それをコピペで貼り付けることで名称変更を行ってください。
「デフォルト」クリップについて
名称を「デフォルト」にすると、「AoiDrop」は合致する話者名のテンプレートテキストのクリップがなかった場合、この「デフォルト」のクリップをタイムラインに投げ込みます。 「23.挿入先レイヤーの指定」で投げ込みトラック番号の指定をせず、メイン画面の「デフォルト挿入レイヤー」でトラック番号を指定する場合はこの「デフォルト」クリップの作成を行ってください。
補足となりますが、作成したテンプレの「テキスト+」はパワービンに登録しておくと、複数プロジェクトで使いまわせるので便利です。
※v18.1以前の場合、メニューの「表示」から「パワービンを表示」で表示が可能です。
投げ込みについて
AoiDropはメディアプールのマスター直下にvoiceフォルダを作成し、そこにwavファイルの格納を行います。
そこから指定したトラック番号のトラックに投げ込みを実行する形となります。
なお、投げ込み位置は指定したトラックの末尾になります。
音声はオーディオトラックに、字幕はビデオトラックに配置されます。「24.挿入先レイヤーの指定」で指定した番号のトラックに配置されます。 投げ込みを実施する際は、投げ込み先の音声トラックの末尾とビデオトラックの末尾のフレームを揃える必要があります。 ここがずれている場合、投げ込みもずれることになるのでご注意ください。
なお、音声と字幕はデフォルトでは複合クリップで投げ込みが行われます。中身を編集する場合はタイムライン上のクリップを右クリック→「タイムラインで開く」を選択すると、編集できるようになります。 戻る場合は左下のタイムライン名を選択すると元の画面に戻れます。
※通常のクリップで投げ込みたい場合は下記のAoiSupport側の設定で変更できます。
AoiSupport側の設定
ここからはAoiSupport側で行えるその他の設定を説明します。
DaVinci Resolve実行速度設定
ここでは「AoiDrop」スクリプトの実行速度の設定を行うことができます。DaVinci Resolveへの投げ込みが安定しない場合、ここで速度を下げると安定することがあります。
投げ込み設定
音声と字幕を同時に投げ込む場合、デフォルトでは複合クリップ(Compound Clip)として投げ込まれます。通常のクリップで投げ込みを行いたい場合はここのチェックを外してください。
補足:立ち絵について
AoiSupportは立ち絵支援機能を搭載していないため、PNG立ち絵をそのまま利用することになります。
PNG立ち絵の参考設定を以下に記します。
トラックにPNG立ち絵をドラッグアンドドロップすることで立ち絵を配置できます。複数の立ち絵をまとめて位置調整したい場合は、以下の手順のように位置調整済の立ち絵をコピー(Ctrl + C)し、「ビデオ属性」をペースト(Alt + V)することで可能です。
立ち絵の数が多くて選択が面倒な場合は、連番PNGを用意してカーソル位置で表情を選択することも可能です。以下に参考動画を載せておきます。
以下過去Q&A集に記載していた内容を残しておきます。
Q.DaVinci Resolveに変な感じに投げ込まれる
A1.指定した番号のビデオトラックとオーディオトラックの末尾が合っていることを確認してください
DaVinci Resolve v18.5より前の場合、AoiDropは指定したトラック番号の末尾のみにしか投げ込みを行うことができません。下記はトラック番号「3」を指定した場合の末尾の位置の画像となりますが、
NGパターンのようにビデオトラックとオーディオトラックがずれていると、投げ込みもずれた状態となるので必ず合わせた状態で投げ込みを実行するようにしてください。
A2.実行速度を落としてみてください
AoiSupport本体の「DaVinci Resolve設定」→「DaVinci Resolve実行速度設定」を「中速」や「低速」にすると安定する場合があります。
Q.DaVinci Resolveの音声と字幕がずれていってるように見える
A.テンプレとなるテキスト+を作成しなおしてください
テンプレのテキスト+のクリップ作成時のプロジェクト及びタイムラインが60fps、実際の動画編集を行う際(投げ込みを行う際)のプロジェクト及びタイムラインが59.94fps、
のようにテンプレ作成時と動画編集時のフレームレートが異なる場合、音声と字幕の長さが1フレームだけずれることがあります。
投げ込みを行うたびこのずれが大きくなるため、動画編集時に59.94fpsとする場合、テンプレ作成時も59.94fpsにして作成してください。
Q.DaVinci Resolveのトラック番号指定がうまくいかない
A.キーボード設定を見直してください
AoiDropはキーボード操作でトラック番号の指定を行います。キーボードをカスタマイズしており、下記の画像のようなショートカットキーとなっていない場合、正確にトラック番号の指定が行えませんのでご注意ください。
また、DaVinci Resolve側の不具合により、ショートカットキーがうまく効かなくなることがあります。その場合はPCを再起動するとショートカットキーが正常になる場合があります。
※DaVinci Resolve v18.5以降を利用すると、この事象の回避が可能です。
7.Recotte Studio設定
Recotte Studio(以下レコスタ)への投げ込みは、AoiSupportがレコスタのUI操作を自動で行うことで実現しています。 2種類の投げ込み方式を用意しておりますので、片方がうまく動かない場合、もう片方で実行してみてください。
※レコスタの仕様上、音声のみを投げ込むことはできません。字幕も一緒に投げ込むようにしてください。
※レコスタの仕様上、投げ込み時に字幕の改行が削除されますことにご注意ください。
クリックで続きを読む
投げ込みの仕組み
AoiSupportは出力された音声ファイルから対象の話者を判定し、レコスタのタイムラインのレイヤー名から対象の話者が誰であるかを探し出します。 対象の話者を見つけたら、そのレイヤーに対して字幕の投げ込み→音声ファイル選択→配置したオブジェクトの長さを調整、の順でUI操作を行います。
※ウィンドウを最前面に固定している別のアプリがあると、レコスタのUI操作が正常に行えない場合がありますのでご注意ください。
※レイヤー番号はAoiSupportで設定しても反映はされませんのでご注意願います。
レコスタの設定
レコスタのプロジェクトを開いたら「レイヤーの追加」から「話者」を選択します。
タイムラインに話者が追加されたらそのレイヤー名を右クリックし、「レイヤーのプロパティ」を選択します。
「レイヤーのプロパティ」を開いたら、「名前」を対象の話者名にします。(24.挿入先レイヤーの指定で指定するキャラ名と一致させる必要があります。)
音声連携は「新しい音声連携」を選択するようにしてください。他、書式や音声ボリュームなどの項目は任意に設定して問題ありません。
※名前を「デフォルト」にすると。24.挿入先レイヤーの指定で合致する話者名がなかった場合に、この「デフォルト」のレイヤーに投げ込みが実行されます。
以上が必須設定になります。
AoiSupport側の設定
AoiSupportの「動画編集ソフト設定」から「Recotte Studio設定」を開きます。ここでは「音声投げ込み時の設定」と「Recotte Studio投げ込み方式設定」を行うことができます。
音声投げ込み時の設定
「音声投げ込み後カーソル位置を後ろに動かす」にチェックを入れると、レコスタに音声を投げ込んだ後にカーソル位置を後ろに動かすことができます。
複数音声をまとめて投げ込む際はここにチェックを入れてください。
Recotte Studio投げ込み方式設定
レコスタへの音声投げ込みがうまく動作しない場合、ここで切り替えを行うことで正常動作できる場合があります。
- 音声投げ込み方式1:割と高速
- 音声投げ込み方式2:やや低速、安定する可能性あり
※音声投げ込み方式1はクリップボードを活用して投げ込みを実行します。元あったクリップボードの内容は消えますことにご注意ください。
補足:立ち絵について
AoiSupportは立ち絵支援機能を搭載しておりませんが、レコスタ標準の立ち絵支援機能利用することで、動作や目パチ、口パクの設定を行うことが可能です。
※詳細はレコスタの機能マニュアルの話者レイヤーを参照してください。
※2D立ち絵、3D立ち絵(MMD)いずれも動作することを確認しております。
8.VEGAS Pro設定
VEGAS Proに音声を投げ込む場合は、予め「AoiDrop」と呼ばれるスクリプトをVEGAS Proに配置する必要があります。 AoiSupport本体は各音声合成ソフトの保存処理を実行した後、この「AoiDrop」スクリプトを呼び出し、「AoiDrop」がトラック上に投げ込みを実行する形となります。
※VEGAS Editパッケージ内のVEGAS Pro単体で動作させることが可能です。
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VEGAS Proの設定は、AoiSupportの「動画編集ソフト設定」→「VEGAS Pro設定」から開くことができます。
VEGAS Pro初期設定
ここでは「AoiDrop」のスクリプト配置を行うことができます。初回起動時は未配置である旨のメッセージが出力されるため、配置ボタンを押してスクリプトの配置を行ってください。 配置が完了したら、VEGAS Proを再起動します。
※「AoiDrop」のバージョンが古い場合も配置ボタンを押して最新のスクリプトを再配置してください。
投げ込みの仕組み
「AoiSupport」本体は音声保存時に投げ込み対象がどの話者であるかのチェックをし、「AoiDrop」に話者情報を渡します。
字幕も投げ込み対象である場合、「AoiDrop」はVEGAS Proの「タイトルおよびテキスト」のプリセット(メディアジェネレーター)の中から一致する話者名の字幕のテンプレートを探し出します。
その後トラック名を検索し、一致する話者名のオーディオトラックとビデオトラックを探し出します。
「AoiDrop」は字幕テンプレートの文章を書き換え、音声をオーディオトラック、字幕をビデオトラックに配置します。
※トラック番号はAoiSupportで設定しても反映はされません。話者名のみ設定してください。
トラック名の設定
ここからは実際の設定方法を説明します。タイムラインにオーディオトラック及び字幕も必要な場合はビデオトラックを新規作成し、いずれもトラック名を22.挿入先レイヤーの指定で指定する話者名に変更します。
※トラック名を「デフォルト」にしておくと、24.挿入先レイヤーの指定で合致する話者名がなかった場合にこの「デフォルト」トラックに投げ込みが行われます。
字幕テンプレートの作成
字幕が必要な場合、ビデオトラックの適当な場所を右クリックし、「テキストメディアの挿入」を選択します。
「ビデオ メディア ジェネレータ」の画面が表示されたら、フォントやサイズ、色、アニメーション等々の指定をし、テンプレートの作成を行います。
テンプレートの内容が決まったら、プリセット名に対象の話者名を入力して、保存ボタンを押してプリセットの登録を行います。
※プリセット名も同様に「デフォルト」にしておくと、合致する話者名がなかった場合にこの「デフォルト」プリセットが投げ込まれます。
※プリセットの登録が完了したら、トラックに配置したテキストは削除しても問題ありません。
AoiSupport側のその他の設定
ここでは「投げ込み設定」を行うことができます。
投げ込み設定
「音声とテキストを一緒に投げ込む場合、グループ化する」にチェックを入れると、音声と字幕をグループ化した状態で投げ込むことができます。
補足:立ち絵について
AoiSupportは立ち絵支援機能を搭載していないため、PNG立ち絵をそのまま利用することになります。
PNG立ち絵の参考設定を以下に記します。
トラックにPNG立ち絵をドラッグアンドドロップし、背景が透過されていない場合は配置した立ち絵を右クリック→「プロパティ」から「メディア」タブを選択し、アルファチャンネルを「直線(縁なし)」等に設定すると 背景が透過されます。
続いて立ち絵の位置調整を行います。トラックの立ち絵を右クリック→「ビデオイベント パン/クロップ」を選択します。 「ビデオ イベントFX」の画面が表示されるので、立ち絵のサイズや位置調整を行います。見切れてしまう場合は立ち絵を右クリックし「出力アスペクトに一致」を選択すると正常に配置できます。
一度立ち絵の位置調整を行えば、その立ち絵の位置情報をコピーし、他の立ち絵を一括で位置調整することが可能です。 トラックの元の立ち絵を右クリックでコピーし、Ctrlを押しながらコピー先の複数の立ち絵を選択し、右クリック→「イベント属性の貼り付け」で実施可能です。
立ち絵の数が多くて選択が面倒な場合は、連番PNGを用意してカーソル位置で表情を選択することも可能です。以下に参考動画を載せておきます。
9.Adobe Premiere Pro設定
Adobe Premiere Pro(以下Premiere Pro)に音声を投げ込む場合は、予め「AoiDrop」と呼ばれるエクステンションをPremiere Proにインストールする必要があります。 AoiSupport本体は各音声合成ソフトの保存処理を実行した後、この「AoiDrop」を呼び出し、「AoiDrop」がトラック上に投げ込みを実行する形となります。
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投げ込みの仕組み
「AoiSupport」本体は音声保存時に投げ込み対象がどの話者であるかのチェックをし、「AoiDrop」に話者情報を渡します。
「AoiDrop」はルートビン(フォルダ)に「voice」ビンを作成し、そこに音声を格納します。
字幕も投げ込み対象である場合、「AoiDrop」は字幕テンプレート格納先から一致する話者名の「mogrt」ファイルを探し出します。
「AoiDrop」は指定されたトラック番号のオーディオトラック及びビデオトラックに音声と字幕を配置し、字幕の内容の書き換えを行います。
※mogrtファイルはAfter Effectsで作成されたものを使用します。APIの都合上、Premiere Proで作成されたものは書き換えできませんのでご注意ください。
投げ込み位置について
指定した番号のトラックの現在のカーソル位置に音声と字幕が配置されます。
カーソル位置より後ろにクリップがあった場合、そのクリップの一番後ろに配置されます。
AoiDropインストール
ここからは実際の設定方法を説明します。「AoiDrop.zxp」はAoiSupport本体のあるフォルダの「Modules」→「PremierePro」フォルダ内にあります。「AoiDrop」は汎用的なzxpファイルとして作成されているため、「ZXPInstaller」を利用してインストールすることが可能です。
ZXPInstallerを起動したら、「AoiDrop.zxp」をドラッグ&ドロップで配置します。インストールできたらPremiere Proを起動していた場合、再起動します。
インストールが完了したらPremiere Proを起動した状態で、EdgeやChrome等のWEBブラウザからhttp://localhost:48703/にアクセスします。正常にインストールできている場合、AoiDropが稼働中の旨のメッセージが表示されます。
AoiDrop再インストールについて
ZXPInstallerはインストール済みのプラグインの削除や上書きをすることができません。 「AoiDrop」のバージョンが古い場合は、必ずデスクトップアプリの「Creative Cloud」のプラグイン管理画面上から「AoiDrop」のアンインストールを実行してからZXPInstallerで再インストールしてください。
※この画面は「Stockとマーケットプレイス」→「プラグイン」→「プラグインを管理」で表示できます。
※「AoiDrop」のインストールや再インストールがうまくいかない場合は※「31.Q&A集」をご参照ください。
字幕テンプレートの作成
字幕のテンプレートの作成はAfter Effectsで行う必要があります。After Effectsを所有していない場合はサンプルテンプレを用意しましたので、ファイル名を話者名に変えてご利用ください。
※サンプルテンプレの字幕の表示位置は画面下になります。
※サンプルテンプレはAfter Effects23.5で作成しています。Premiere Pro23.5より前のバージョンに対して投げ込もうとするとエラーとなるのでご注意ください。
以下にAfter Effectsでの作成手順を載せます。
※テンプレはバージョン違いによりエラーとなる場合があることにご注意ください。例えばAfter Effects23.6でテンプレを作成すると、Premiere Pro23.5以前に対しては投げ込みを実行することができません。 Premiere Pro23.6以降に対してのみ投げ込みが可能です。
After Effectsを起動し、新規プロジェクト→新規コンポジションを作成し、以下の画像の通りに指定します。
※フレームレートも実際にPremiere Proで利用する値を指定してください。
コンポジションを右クリック→「新規」→「テキスト」を選択し、適当な文章を入力したら、配置場所、フォント、色などテンプレとして使うものを指定します。
「エッセンシャルグラフィックス」ウィンドウを表示していない場合、メニューの「ウィンドウ」から「エッセンシャルグラフィックス」を選択して表示させます。「エッセンシャルグラフィックス」ウィンドウに「ソーステキスト」をドラッグ&ドロップし、名前を対象の話者名にします。 (24.挿入先レイヤーの指定で指定するキャラ名と一致させる必要があります。)
※「プロパティを編集」を押してフォントプロパティにチェックを入れておくと、Premiere Pro側で後からフォントを変えることが可能です。
※名称を「デフォルト」にすると、合致する話者名がなかった場合にこの「デフォルト」のテンプレが投げ込まれます。
「モーショングラフィックステンプレートを書き出し」を押下し、保存先をローカルドライブにし、任意のmogrt格納用フォルダを指定して書き出します。
事前用意されたmogrtファイルを使用する場合は、使用する解像度のフォルダを選択し、任意のフォルダに展開します。使用したいフォントの色を対象の話者名に変えておきます。 (24.挿入先レイヤーの指定で指定するキャラ名と一致させる必要があります。)
AoiSupport側の設定
「動画編集ソフト設定」→「Premiere Pro設定」を開きます。「mogrt格納元フォルダ」に上記で作成したフォルダを指定します。
※音声のみ投げ込みの場合は指定不要です。
投げ込み設定
AoiSupportでは他にも投げ込み時の設定を行うことができます。「音声とテキストを一緒に投げ込む場合、クリップをリンクさせる」にチェックを入れると、音声と字幕がリンクした状態で投げ込むことができます。
補足:立ち絵について
AoiSupportは立ち絵支援機能を搭載していないため、PNG立ち絵をそのまま利用することになります。
PNG立ち絵の参考設定を以下に記します。
プロジェクトやトラックにPNG立ち絵を直接ドラッグ&ドロップすることで、立ち絵を配置することが可能です。
一度立ち絵の位置調整を行えば、その立ち絵の位置情報をコピーし、他の立ち絵を一括で位置調整することが可能です。 トラックの元の立ち絵を右クリックでコピーし、Shiftを押しながらコピー先の複数の立ち絵を選択し、右クリック→「属性のペースト」(Ctrl + Alt + V)をすることで可能です。
立ち絵の数が多くて選択が面倒な場合は、連番PNGを用意してカーソル位置で表情を選択することも可能です。以下に参考動画を載せておきます。
10.A.I.VOICE、A.I.VOICE2設定
AoiSupportはA.I.VOICEやA.I.VOICE2のショートカットキーやボタン操作で音声保存を行い、 音声保存先に格納されたファイルを検知して、動画編集ソフトへ投げ込む仕組みとなっています。
※A.I.VOICE(無印版)のボイスをA.I.VOICE2エディタで利用する場合、「A.I.VOICE2設定」で設定するようにしてください。
A.I.VOICE(無印版)設定
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必須設定
A.I.VOICEを開いた後、「ツール」の「環境設定」を開きます。
ここの「音声保存時に毎回設定を表示する」のチェックを外し、メッセージ表示レベルを「簡潔」にします。
上記設定が終わったら、環境設定画面は一度閉じ、「ツール」の「プロジェクト設定」を開きます。
「音声ファイル保存」タブを開き、ファイル形式を「WAVE」にします。字幕表示を行う場合は「テキストファイルを音声ファイルと一緒に保存する」
にチェックを入れ、文字コードを「UTF-8」にします。
※AoiSupportはlabファイルの投げ込みを行うこともできます。その場合、「音素情報ファイルを音声ファイルと一緒に保存する」にチェックを入れてください。(labファイルはAviUtlのみ投げ込み可)
音声ファイルパスの指定
必ず「ファイル命名規則を指定して選択する」にチェックを入れてください。
フォルダーはAoiSupport本体設定で指定した「音声保存先」と同一フォルダーにします。
また、命名規則の推奨文字列は以下となります
以上が必須設定になります。
ファイル命名規則について
推奨文字列以外の文字を使いたい場合、以下のルールに従うようにしてください。
- 挿入先レイヤーを指定する場合、-{VoicePreset}か_{VoicePreset}を入れる
- 複数音声を一気に投げ込む場合、{Number}を{VoicePreset}及び{Text}の前に入れる
※テキストの文字数が長すぎる場合、正常にファイル投げ込みができない場合があります。 なるべくデフォルト値の「10」を指定してください。
AoiSupport側の設定
AoiSupportの「音声合成ソフト設定」から「A.I.VOICE設定」を選択することで、設定が行えます。
挿入先レイヤーは「24.挿入先レイヤーの指定」で解説します。その他、「音声保存前処理の設定」、「音声再生時の設定」、「音声保存方式の設定」が可能です。
音声保存前処理の設定
- 音声保存前にフレーズ登録をする
- 音声保存前にテキストのカーソルを先頭にする
- 音声保存前にテキストのカーソルを末尾にする
※カーソル位置はA.I.VOICEのテキスト入力欄のカーソル位置になります。
音声再生時の設定
- 音声再生前にテキストのカーソルを先頭にする
- 音声再生前にテキストのカーソルを末尾にする
※カーソル位置はA.I.VOICEのテキスト入力欄のカーソル位置になります。
音声保存方式の設定
A.I.VOICEの音声保存処理がうまく動作しない場合、ここで切り替えを行うことで正常動作できる場合があります。
- 音声保存方式1:ショートカットキー操作で保存を行います
- 音声保存方式2:メニュー操作で保存を行います
A.I.VOICE2設定
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必須設定
AoiSupportの音声保存方式によって設定方法が異なります。音声保存方式1、2の場合は「音声保存方式1、2設定」を、音声保存方式3、4の場合は「音声保存方式3、4設定」を参照してください。
※実行速度、安定性の観点から「音声保存方式3、4設定」を推奨します。
音声保存方式1、2設定
AoiSupportを起動し、「音声合成ソフト設定」から「A.I.VOICE2設定」を開き、音声保存方式1か2を選択します。
※音声保存方式1でうまく動作しない場合、2を選択して実行するとうまくいく場合があります。
続いてA.I.VOICE2の「ツール」から「アプリケーション設定」を開きます。字幕が必要な場合は「テキストファイルを音声ファイルと一緒に保存する」にチェックを入れてください。
※文字コードは必ず「UTF-8」、ファイル名の指定方法は必ず「ダイアログで指定」にしてください。
※AoiSupportはlabファイルの投げ込みを行うこともできます。その場合、「音素情報ファイルを音声ファイルと一緒に保存する」にチェックを入れてください。(labファイルはAviUtlのみ投げ込み可)
音声保存方式3、4設定
AoiSupportを起動し、「音声合成ソフト設定」から「A.I.VOICE2設定」を開き、音声保存方式3か4を選択します。
※音声保存方式3でうまく動作しない場合、4を選択して実行するとうまくいく場合があります。
続いてA.I.VOICE2の「ツール」から「アプリケーション設定」を開き、以下の画像のように設定します。設定が完了したらOKを押してください。
※文字コードは必ず「UTF-8」、ファイル名の指定方法は必ず「ファイル命名規則で指定」にします。
※AoiSupportはlabファイルの投げ込みを行うこともできます。その場合、「音素情報ファイルを音声ファイルと一緒に保存する」にチェックを入れてください。(labファイルはAviUtlのみ投げ込み可)
A.I.VOICE2に適当な文章を入力し、「書き出し」ボタンをクリックします。「保存先フォルダ」をAoiSupport本体設定の「音声保存先」と同一にし、「命名規則を編集」をクリックします。
命名規則の推奨値は以下となります。
命名規則の編集が終わったら、「書き出しを実行」を押して一度音声を保存しておきます。
以上が必須設定になります。
ファイル命名規則について
音声保存方式3、4で推奨文字列以外の文字を使いたい場合、以下のルールに従うようにしてください。
- 挿入先レイヤーを指定する場合、-{Character}か_{Character}を入れる
- 複数音声を一気に投げ込む場合、{Number}を{Character}及び{Text}の前に入れる
- {Text}はなるべく10文字程度にしておく
AoiSupport側のその他の設定
AoiSupportの「A.I.VOICE2設定」のその他の設定を記します。
挿入先レイヤーは「24.挿入先レイヤーの指定」で解説します。その他、「音声保存時の設定」、「音声保存方式の設定」が可能です。
音声保存時の設定
ここでは投げ込み前にA.I.VOICE2の音声ファイルの開始無音を削除する設定を行うことができます。 なお、注意書きの通り環境によっては正常動作しないかもしれませんので、複数回動作確認をした後問題なければ常用するようにしてください。
音声保存方式の設定
A.I.VOICE2の音声保存処理がうまく動作しない場合、ここで切り替えを行うことで正常動作できる場合があります。なお、上述の通り音声保存方式によってA.I.VOICE2側の設定内容が異なるのでご注意ください。
11.VOICEVOX、COEIROINK、LMROID、SHAREVOX、ITVOICE設定
AoiSupportはVOICEVOX及びCOEIROINK、LMROID、SHAREVOX、ITVOICEの音声保存ショートカットキーを呼び出した後、 音声保存先に格納されたファイルを検知して、動画編集ソフトへ投げ込む仕組みとなっています。
※画像はVOICEVOXですが、設定内容はCOEIROINK、LMROID、SHAREVOX、ITVOICEもほぼ同じです。
※COEIROINKのバージョン2.0.0以降は「COEIROINKv2設定」の説明を参照してください。
VOICEVOX、COEIROINK(v1)、LMROID、SHAREVOX、ITVOICE設定
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ショートカットキー設定
VOICEVOXやCOEIROINKのメニューの「設定」から「キー割り当て」を開きます。
「音声書き出し」をAoiSupportの「全音声保存」、「選択音声を書き出し」をAoiSupportの「音声保存」と合わせてください。
※音声再生はクリック操作で行うので、「再生/停止」のショートカットを変える必要はありません。
※「テキスト欄からフォーカスを外す」はデフォルトの「Escape」を割り当ててください。
※AoiSupportが起動中の場合ショートカットキー設定がうまく行えないことがあるようです。その場合一度AoiSupportを終了してから設定してください。
保存方法の設定
上記設定が終わったら、「キー割り当て」設定画面は閉じ、「ツール」の「プロジェクト設定」を開きます。
字幕を設定する場合、「txtファイルを書き出し」にチェックを入れ、文字コードを「UTF-8」にします。
また、必ず書き出し先を固定にし、上書き防止にもチェックを入れてください。書き出し先はAoiSupportの基本設定で設定した
音声保存先と同じフォルダにします。
以上が必須設定になります。
labファイルについて
AoiSupportはlabファイルが生成されていた場合、それも一緒に投げ込みを行います。 必要に応じてVOICEVOX側でチェックを入れてください。(labファイルはAviUtlのみ投げ込み可)
書き出しファイル名パターンについて
AoiSupportはデフォルトの状態でも動くようになっています。ここをVOICEVOX側でカスタマイズしても問題はありませんが、キャラ毎に挿入先を変えたい場合は「$キャラ$」を含むようにしてください。
AoiSupport側の設定
AoiSupportの「音声合成ソフト設定」から「VOICEVOX設定」、「COEIROINK設定」、「LMROID設定」、「SHAREVOX設定」、「ITVOICE設定」を選択することで、設定を行えます。
挿入先レイヤーは「24.挿入先レイヤーの指定」で解説します。その他、保存ファイル名設定及びフォルダ監視設定が行えます。
保存ファイル名設定
「保存ファイル名の先頭に現在日時をつける」にチェックを入れると、保存した音声ファイルや テキストファイル、labファイルの先頭に「YYYYMMDDHH24MISS」の形式の現在日時を付与した形でリネームを行います
※VOICEVOX側の「書き出しファイル名パターン」で設定しても問題ありません。
フォルダ監視設定
低スペックPCを利用する場合、音声保存処理に時間がかかるせいで AoiSupportがタイムアウトエラーを出すときがあります。長い秒数を指定することで、タイムアウト時間を延ばすことができ、 音声保存処理に時間がかかってもAoiSupportが検知できるようになります。
クリック位置確認
AoiSupportはマウスクリック操作で音声再生ボタンを押します。画面サイズによっては
うまく押せないこともあるため、ここでクリック位置の確認、調整ができます。
右方向や上方向の位置を調整した後、確認ボタンを押すと、クリック位置までマウスが移動します。
マルチエンジン利用時の注意点
VOICEVOX系ソフトはマルチエンジン機能を利用することで、エディタを統一させることができます。 マルチエンジンを利用する場合、AoiSupportは元のエディタ側の設定を行うようにしてください。
※例えばVOICEVOXエディタにSHAREVOXのエンジンを導入する場合、AoiSupportの「VOICEVOX設定」で設定を行うことになります。
AoiSupportの「SHAREVOX設定」で設定しても反映されませんのでご注意ください。
なお、エディタを統合しても、AoiSupportの「挿入先レイヤーの指定(キャラクター単位)」に統合先エンジンのキャラクターは表示されません。 「挿入先レイヤーの指定(プリセット単位)」で直接話者名を入れて設定してください。
※VOICEVOX Nemoも同様に「挿入先レイヤーの指定(プリセット単位)」で指定してください。
音声保存方式の設定
環境によってはVOICEVOX系ソフトとAoiSupportのショートカットキーを同一にしても音声保存が行えないことがあるようです。
その場合は以下のマウス操作連携にて連携を行うようにしてください。
※マウス操作連携はVOICEVOX系ソフトのメニュー操作を自動で行うことで実現します。
VOICEVOX系ソフトの「設定」から「キー割り当て」を開き、音声書き出し」と「選択音声を書き出し」をAoiSupportとは別のショートカットキー(デフォルトなど)にします。
AoiSupportの「音声合成ソフト設定」から「VOICEVOX設定」や「COEIROINK設定」等を開き、音声保存方式を2にします。
続いてクリック位置の確認を行います。ファイルメニュー位置の「確認」ボタンを押し、マウスカーソルがVOICEVOX系ソフトの「ファイル」の位置に移動することを確認してください。 位置がずれる場合は右方向や下方向の数値を変え、「ファイル」の真ん中付近に移動することを確認します。
ファイルメニューの位置の確認が終わったら、「音声書き出し位置」と「一つだけ書き出し位置」も同様に確認を行い、ずれていたらそれぞれ位置調整を行います。 位置調整が行えたら設定完了です。
※それでもうまく動作しない場合、23.常時フォルダ監視設定機能を利用することで自動投げ込みのみ行えます。
COEIROINKv2設定
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基本設定
COEIROINKv2の歯車アイコンから「オプション」を開きます。 「書き出しフォルダを固定」にチェックを入れ、書き出し先をAoiSupportの「本体設定」→「基本設定」の音声保存先に合わせます。 その他、推奨設定値は下記の画像の通りとなります。
以上が必須設定になります。
ショートカットキーについて
COEIROINKv2の場合、AoiSupportのショートカットキーをCOEIROINKv2のショートカットキーに合わせる必要はありません。
※COEIROINKv2.5.0時点では、COEIROINK側に「全ての音声の書き出し」に該当するショートカットキーがないため、全音声保存を行うことができません。
AoiSupport側の設定
AoiSupportの「音声合成ソフト設定」から「COEIROINK設定」を選択することで、設定を行えます。
挿入先レイヤーは「24.挿入先レイヤーの指定」で解説します。その他、保存ファイル名設定及びフォルダ監視設定が行えます。
保存ファイル名設定
「保存ファイル名の先頭に現在日時をつける」にチェックを入れると、保存した音声ファイルや テキストファイルの先頭に「YYYYMMDDHH24MISS」の形式の現在日時を付与した形でリネームを行います
フォルダ監視設定
低スペックPCを利用する場合、音声保存処理に時間がかかるせいで AoiSupportがタイムアウトエラーを出すときがあります。長い秒数を指定することで、タイムアウト時間を延ばすことができ、 音声保存処理に時間がかかってもAoiSupportが検知できるようになります。
クリック位置確認以降の設定について
クリック位置確認や音声保存方式の設定についてはCOEIROINKv1までの設定内容となるため、COEIROINKv2の場合は設定不要です。
12.VOICEROID2、ガイノイドTalk設定、VOICEROID+EX
AoiSupportはVOICEROID2及びガイノイドTalk、VOICEROID+EXの音声保存操作を自動で行い、AoiSupport本体設定で 指定した音声保存先フォルダに格納します。保存が完了したら、動画編集ソフトに投げ込みを行う仕組みとなっています。
※VOICEROID+EXシリーズ単体でも動作しますが、VOICEROID2エディタにインポートして利用することを推奨します。
※画像はVOICEROID2ですが、設定内容はガイノイドTalkも同じです。
※VOICEROID2は32bit版、64bit版のいずれでも動作します。
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必須設定
VOICEROID2、ガイノイドTalkの場合、メニューの「ツール」から「オプション」を開きます。
「その他」タブを開き、メッセージ表示レベルを「簡潔」にしてください。
また、「音声保存」タブを開き、「音声保存時に毎回設定を表示する」のチェックを外します。
字幕も投げ込む場合は「テキストファイルを音声ファイルと一緒に保存する」にチェックを入れます。
※VOICEROID2及びガイノイドTalkはShift-JISでテキストが出力されますが、AoiSupport側でUTF-8に変換されます。
VOICEROID+EXの場合、個別に設定することは特にありません。 字幕も一緒に投げ込みたい場合のみ、VOICEROID+EXの「設定」から「音声出力設定」を開き、「テキストファイルを一緒に保存する」にチェックが入っていることを確認してください。
以上が必須設定になります。
ファイル命名規則について
AoiSupportはファイル名にキャラ表示エリアに表示されている名称を入れます。
そのため、ボイスプリセットタグを使用しても、ファイル名はキャラ表示エリアの名称がファイル名に含まれることになります。
ファイル命名規則は「現在日時」+「キャラ表示エリアの名称」+「テキスト10文字」となります。
例:20211114152104_東北きりたん(v1) - その1_きりたん砲を発射しま.wav
※ボイスプリセットタグを使用した場合、音声の投げ込み自体はできますが、 挿入先レイヤーを正しく指定することができない場合があります。
AoiSupport側の設定
AoiSupportの「音声合成ソフト設定」から「VOICEROID2設定」、「ガイノイドTalk設定」、「VOICEROID+EX設定」を選択することで、設定が行えます。
挿入先レイヤーは「24.挿入先レイヤーの指定」で解説します。その他、「音声保存前処理の設定」、「音声再生時の設定」、「音声保存方式の設定」が可能です。
※VOICEROID+EXをVOICEROID2にインポートした場合、VOICEROID2で設定を行うようにしてください。
音声保存前処理の設定
- 音声保存前にフレーズ登録をする
- 音声保存前にテキストのカーソルを先頭にする
- 音声保存前にテキストのカーソルを末尾にする
※カーソル位置はVOICEROID2、ガイノイドTalk、VOICEROID+EXのテキスト入力欄のカーソル位置になります。
音声再生時の設定
- 音声再生前にテキストのカーソルを先頭にする
- 音声再生前にテキストのカーソルを末尾にする
※カーソル位置はVOICEROID2、ガイノイドTalk、VOICEROID+EXのテキスト入力欄のカーソル位置になります。
音声保存方式の設定
VOICEROID2、ガイノイドTalk、VOICEROID+EXの音声保存処理がうまく動作しない場合、ここで切り替えを行うことで正常動作できる場合があります。
- 音声保存方式1:ショートカットキー操作で保存を行います
- 音声保存方式2:ボタン操作で保存を行います
13.CeVIO CS、CeVIO AI設定
AoiSupportはCeVIO CS、CeVIO AIの音声保存操作を自動で行い、AoiSupportの基本設定で 指定した音声保存先フォルダに格納します。保存が完了したら、動画編集ソフトに投げ込みを行う仕組みとなっています。
※CeVIO CS6には対応していません。CeVIO CS7を利用してください。
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文字コード設定
CeVIO CS、CeVIO AIのメニューの「ツール」から「オプション」を開きます。
「トーク設定」タブを開き、テキストファイルの文字コードの書き出しを「UTF-8」にします。
以上が必須設定になります。
txtファイル、labファイルの設定について
AoiSupportはテキストファイル、labファイルが生成されていた場合、それも一緒に投げ込みを行います。 CeVIO側の音声保存時に設定が行えるため、設定したい場合は一度手動で音声ファイルの保存を行ってください。(labファイルはAviUtlのみ投げ込み可)
※この画面はCeVIOのセリフを選択した状態で、Ctrl + Wを押すと表示できます。(入力状態ではない状況でCtrl + Wを押します)
AoiSupport側の設定
AoiSupportの「音声合成ソフト設定」から「CeVIO CS設定」、「CeVIO AI設定」を選択することで、設定を行えます。
挿入先レイヤーは「24.挿入先レイヤーの指定」で解説します。その他、「保存ファイル名設定」、「音声保存方式の設定」が行えます。
保存ファイル名設定
「保存ファイル名の先頭に現在日時をつける」にチェックを入れると、保存した音声ファイルや テキストファイル、labファイルの先頭に「YYYYMMDDHH24MISS」の形式の現在日時を付与した形でリネームを行います
※上書き防止のため、デフォルトでチェックが入っています。上書き確認ダイアログが出た場合、 AoiSupportは保存処理に失敗するため、なるべくチェックを入れておいてください。
音声保存方式の設定
CeVIO CS、CeVIO AIの音声保存処理がうまく動作しない場合、ここで切り替えを行うことで正常動作できる場合があります。
※OSの言語設定が中国語の場合、音声保存方式2か4を利用するようにしてください。
言語設定時の注意点
CeVIO AI、CeVIO CSの言語設定を英語にすると、キャラクターの表示名も英語となります。 この場合、「24.挿入先レイヤーの指定」の設定時にプルダウンによるキャラクターの指定を行うことができません。プリセット単位の方で直接キャラクター名を指定して設定するようにしてください。
14.VOICEPEAK設定
AoiSupportはVOICEPEAKの音声保存操作を自動で行い、AoiSupportの基本設定で 指定した音声保存先フォルダに格納します。保存が完了したら、動画編集ソフトに投げ込みを行う仕組みとなっています。
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必須設定
AoiSupportの音声保存方式によって設定方法が異なります。音声保存方式1、2の場合は「音声保存方式1、2設定」を、音声保存方式3、4の場合は「音声保存方式3、4設定」を参照してください。
※どちらかというと「音声保存方式3、4設定」を推奨します。
※VOICEPEAK v1.2.11以降は「音声保存方式3、4設定」を使用してください。
音声保存方式1、2設定
AoiSupportを起動し、「音声合成ソフト設定」から「VOICEPEAK設定」を開き、音声保存方式1か2を選択します。
※音声保存方式1でうまく動作しない場合、2を選択して実行するとうまくいく場合があります。
※ブロック出力時はマウスクリックを行います。最前面に固定している別のアプリがあると正常動作しない場合がありますのでご注意ください。
※選択ブロックの右上に表示されている「削除」アイコンを頼りにブロック出力を行います。 スクロールが伸びて「削除」アイコンが画面上に表示されていない場合、異なるブロックに対して自動操作を行うことがありますことにご注意ください。
続いてVOICEPEAK側の設定を行います。VOICEPEAKに任意の文章を入力し、右クリック→「ブロックの出力」を選択します。
「フォーマット」を必ずデフォルトの「.wav」にします。デフォルトから変わっている場合、「.wav」にして一度出力を行ってください。他は設定不要です。
※ファイル命名規則は「現在日時」+「話者名」+「テキスト10文字」となります。
引き続きVOICEPEAKの「ファイル」ボタンから「出力」を開き、全音声保存時の設定を行います。
「フォーマット」は必ず「.wav」に、「文字コード」は必ず「UTF8」にします。命名規則の推奨値は以下の画像の通りとなります。
※一度出力を行うことで設定を反映できますが、その際は「ファイル名」をデフォルトから変えて出力してください。
※VOICEPEAKのアップデートにより「Ctrl + R」がVOICEPEAKの「ボイスの置換」に割りあたるようになりました。 AoiSupportと被る場合はVOICEPEAK側の「キー設定」で削除しておくか、別のショートカットキーを割り当てるようにしてください。
音声保存方式3、4設定
AoiSupportを起動し、「音声合成ソフト設定」から「VOICEPEAK設定」を開き、音声保存方式3か4を選択します。
※音声保存方式3でうまく動作しない場合、4を選択して実行するとうまくいく場合があります。
※音声保存方式3、4はクリップボートを利用して連携します。元あったクリップボードの内容は消えますことにご注意ください。
続いてVOICEPEAK側の設定を行います。VOICEPEAKの「ファイル」ボタンから「キー設定」を選択します。
「出力」に「F10」を設定し、「ブロックの出力」に「F9」を設定します。また、AoiSupportのショートカットキーと被る場合は別のキーを設定してください。
※ボイスの置換はデフォルトで「ctrl + R」となっているため、ここでは空にしています。
キー設定が完了したらVOICEPEAKに任意の文章を入力し、F9を押して以下の画面を表示させて設定を行います。
※VOICEPEAK 1.2.10b1のダイアログですが、VOICEPEAK 1.2.10でも動作します。1.2.10で字幕が必要な場合、「セリフをファイルに保存」にチェックを入れてください。
※AoiSupportはlabファイルの投げ込みを行うこともできます。その場合、「LAB」にチェックを入れてください。(labファイルはAviUtlのみ投げ込み可)
設定が完了したら「出力」ボタンを押し、一度手動出力してください。
以上が必須設定になります。
AoiSupport側のその他の設定
AoiSupportの「VOICEPEAK設定」のその他の設定を記します。
挿入先レイヤーは「24.挿入先レイヤーの指定」で解説します。他、「保存ファイル名設定」、「音声再生時の設定」、「音声保存方式の設定」が行えます。
保存ファイル名設定
この項目は音声保存方式1、2を選択した場合のみ設定可能です。
「全音声保存時に保存ファイル名の先頭に現在日時をつける」にチェックを入れると、 全音声保存時に音声ファイルやテキストファイルの先頭に「YYYYMMDDHH24MISS」の形式の現在日時を付与した形でリネームを行います。
※AoiSupportは同一名称のファイルが出力された場合、そのファイルを検知できません。 全音声保存時に同一名称のファイルを出力することがある場合はここにチェックを入れるようにしてください。
※ブロック出力の場合は必ずファイル名の先頭に現在日時が付与されます。
「ブロック出力時にテキストファイルも同時に保存する」にチェックを入れると、ブロック出力時にAoiSupport側でテキストファイルを生成します。
字幕も一緒に投げ込む場合はここにチェックを入れるようにしてください。
音声再生時の設定
ここにチェックを入れると、VOICEPEAKのカーソル位置を選択中のブロックの先頭にしてから音声再生を行うようになります。
音声保存方式の設定
AoiSupportの音声保存操作がうまくいかない場合、ここで設定を変更するとうまくいく場合があります。なお、上述の通り音声保存方式によって設定内容が異なるのでご注意ください。
※OSの言語設定が中国語の場合、音声保存方式2か4を利用するようにしてください。
VOICEPEAKの言語設定の注意点
VOICEPEAKの言語設定を英語や中国語にすると、キャラクターの表示名も英語や中国語名となります。 この場合、「24.挿入先レイヤーの指定」の設定時にプルダウンによるキャラクターの指定を行うことができません。プリセット単位の方で直接キャラクター名を指定して設定するようにしてください。
15.SoftTalk、棒読みちゃん、AquesTalkPlayer設定
AoiSupportはSofTalkや棒読みちゃん、AquesTalkPlayerの音声保存操作を自動で行い、AoiSupportの基本設定で 指定した音声保存先フォルダに格納します。保存が完了したら、動画編集ソフトに投げ込みを行う仕組みとなっています。
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SofTalk環境設定
SofTalkの「オプション」から「環境設定」を選択し、「録音」タブを開きます。
AoiSupport側でファイル名を付けることになるため、「録音時に自動でファイル名をつける」のチェックを外します。「録音先」も指定する必要はありません。
字幕も一緒に投げ込む場合は「録音時にテキストを自動保存する」にチェックを入れます。
また、「キー設定タブ」を開き、「再生」と「録音」のショートカットキーが以下の通り(デフォルト値)となっていることをご確認ください。
※SofTalkはUTF-16LEでテキストが出力されますが、AoiSupport側でUTF-8に変換されます。
※ファイル名は音声、テキスト共に「現在日時」+「話者名」+「テキスト10~20文字」になります。
棒読みちゃん設定
棒読みちゃん側の設定は特に必要ありません。テキスト出力設定はAoiSupport側で行います。必須設定は特にありません。
※ファイル名は音声、テキスト共に「現在日時」+「話者名」+「テキスト10~20文字」になります。
AquesTalkPlayer設定
AquesTalkPlayerの「オプション」から「環境設定」を開きます。ここの「wav出力時に自動でファイル名つけ」のチェックを外すようにしてください。
テキスト出力はAoiSupport側で行えるため、AquesTalkPlayer側の設定は不要です。
※ファイル名は音声、テキスト共に「現在日時」+「話者名」+「テキスト10~20文字」になります。
AoiSupport側の設定(共通)
AoiSupportの「音声合成ソフト設定」から各ソフトの名称を選択すると、設定ができます。挿入先レイヤーの指定は「23.挿入先レイヤーの指定」で解説します。他、保存ファイル設定や音声保存方式の設定を行うことができます。
保存ファイル設定
「テキストファイルも同時に保存する。」にチェックを入れると、字幕も一緒に動画編集ソフトへ投げ込みができるようになります。
※SofTalkは自前でテキスト出力が行えるため、このメニューは表示されません。
音声保存方式の設定
SofTalkや棒読みちゃん、AquesTalkPlayerの音声保存処理がうまく動作しない場合、ここで切り替えを行うことで正常動作できる場合があります。
- 音声保存方式1:ショートカットキー操作で保存を行います
- 音声保存方式2:ボタン操作で保存を行います
16.かんたん!AITalk5設定
AoiSupportはかんたん!AITalk5の音声保存操作を自動で行い、AoiSupportの基本設定で 指定した音声保存先フォルダに格納します。保存が完了したら、動画編集ソフトに投げ込みを行う仕組みとなっています。
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必須設定
かんたん!AITalk5のメニューの「ツール」から「オプション」を開きます。
「音声保存」タブを開き、ファイル形式を「WAVE」にします。字幕も一緒に投げ込む場合は「テキストファイルを音声ファイルと一緒に保存する」
にもチェックを入れてください。
※ファイル名は音声、テキスト共に「現在日時」+「テキスト10~20文字」になります。
以上が必須設定になります。
投げ込み時の注意点
かんたん!AITalk5にはキャラ表示エリアが存在しないため、話者ごとに挿入先レイヤーを変えたい場合はボイスプリセットタグが必須となります。 ボイスプリセットタグを使用した場合、テキストファイルにもボイスプリセットタグが含まれることになるので、AoiSupportの「削除・置換設定」機能でボイスプリセットタグを削除するように設定します。
※AoiSupportは音声保存時に入力されている内容をクリップボードにコピーして読み取りを行います。もとあったクリップボードの内容は消えますのでご注意ください。
AoiSupport側の設定
AoiSupportの「音声合成ソフト設定」から「かんたん!AITalk5設定」を選択することで、設定が行えます。
挿入先レイヤーの設定は「24.挿入先レイヤーの指定」で説明します。その他、「音声再生時の設定」、「音声保存方式の設定」が可能です。
音声再生時の設定
- 音声再生前にテキストのカーソルを先頭にする
- 音声再生前にテキストのカーソルを末尾にする
※かんたん!AITalk5のテキスト入力欄のカーソル位置になります。
音声保存方式の設定
かんたん!AITalk5の音声保存処理がうまく動作しない場合、ここで切り替えを行うことで正常動作できる場合があります。
- 音声保存方式1:ショートカットキー操作で保存を行います
- 音声保存方式2:ボタン操作で保存を行います
17.Seiren Voice設定
AoiSupportはSeiren Voiceの音声保存ボタンをクリックし、AoiSupportの基本設定で指定した音声保存先フォルダに格納した後、 音声保存先に格納されたファイルを検知して、動画編集ソフトへ投げ込む仕組みとなっています。
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必須設定
Seiren Voiceの「設定」を開きます。「書き出し先ディレクトリを固定する」にチェックを入れ、「書き出し先ディレクトリ」をAoiSupport本体設定の音声保存先と合わせます。 字幕も一緒に投げ込む場合は「音声保存時にテキストも書き出す」にチェックを入れます。
上記の設定が終わったら、Seiren Voiceのクリック位置を確認します。
AoiSupportの「音声合成ソフト設定」から「Seiren Voice設定」を開きます。クリック位置確認の確認ボタンを押して「音声保存」が「合成書き出し」、
「全音声保存」が「すべて書き出し」の位置にマウスカーソルが動くことを確認します。
※「合成書き出し」や「全音声保存」のボタンがWindowsの画面上からはみ出している場合、クリックがうまく行えません。 必ず「合成書き出し」や「全音声保存」のボタンが見える状態で操作をしてください。
以上が必須設定になります。
AoiSupport側の設定
AoiSupportの「音声合成ソフト設定」から「Seiren Voice設定」を選択することで、設定を行えます。
挿入先レイヤーは「24.挿入先レイヤーの指定」で解説します。その他、保存ファイル名設定及びフォルダ監視設定が行えます。
保存ファイル名設定
保存ファイル名設定にチェックを入れると、出力された音声ファイル、テキストファイルの先頭に現在日時を付けることができます。
※Seiren Voiceが音声出力先フォルダ内にあるファイル名と同じ名称のファイルを出力した場合、AoiSupportはそのファイルを検知できません。
(ファイル追加は検知できるが、ファイル更新は検知できない)
同一名称のファイルを出力することがある場合はここにチェックを入れることで、必ず投げ込みができるようになります。
フォルダ監視設定
フォルダ監視設定はAoiSupportの音声の監視時間を設定することができます。
※低スペックPCを利用する場合、音声保存処理に時間がかかるせいでAoiSupportがタイムアウトエラーを出すときがあります。 長い秒数を指定することで、タイムアウト時間を延ばすことができ、音声保存処理に時間がかかってもAoiSupportが検知できるようになります。
18.CoeAvatar設定
AoiSupportはCoeAvatarの簡易エディタを搭載しています。簡易エディタ上に入力された内容とAPIキーを基に、CoeAvatar(coestation)のサーバに対してリクエストを発行し、 レスポンスとして受け取ったwavファイルをAoiSupportの基本設定で指定した音声保存先に格納し、動画編集ソフトへ投げ込みます。
※簡易エディタとなるため、細かな調整はできないことにご留意ください。
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初期設定
CoeAvatarの簡易エディタを利用するには事前に「APIキー」及び「coe_id」を設定する必要があります。ブラウザからcoestationの公式ページを開き、「コエステーション エディター」を開きます。
公式のエディターを開いたら、登録したいキャラを選択し、適当な文章を「入力テキスト編集」に入れてください。入れ終わったら「API」ボタンを押します。
「API」ボタンを押すと、以下のような画面が出てきます。
curlコマンドの「x-api-key」と「coe_id」に記載されている内容をコピーして、控えておいてください。
※この値が正しくないと、AoiSupportの簡易エディタが正常に動作しませんのでご注意ください。
AoiSupportを起動し、「音声合成ソフト設定」から「CoeAvatar設定」を開きます。 「APIキー」の入力欄に「x-api-key」に記載されていた内容を転記します。挿入先レイヤーの指定のブラスボタンを押し、「coe_id」に記載されていた文字列を転記します。
登録が完了したら、AoiSupportの簡易エディタが利用可能となります。「エディタ」から「CoeAvatarエディタ」を選択すると、簡易エディタが開きます。
上の入力欄はセリフ入力欄となり、プルダウンは登録済みのcoe_idを選択することができます。音量や話速などのパラメータを操作した後、「テスト再生」ボタンを押すと、入力した音声の再生ができます。
※簡易エディタとなるため、タグ等を入力欄に入れても反映されないことにご留意ください。
※プリセットや辞書等もありません。読み間違える文章はひらがなやカタカナで入力し、 AoiSupportの24.削除・置換設定で漢字や英字に直してください。
※テスト再生はAoiSupportの基本設定で設定したショートカットキーでも実行できます。音声保存はAoiSupport本体のメイン画面のボタンを押すか、音声保存のショートカットキーで実行します。
※保存時のファイル名は「現在日時」+「coe_id」+「入力テキスト10文字」となります。
以上が必須設定になります。
AoiSupport側の設定
「APIキー」はアカウントごとに一意であるため、一度設定すれば変更する必要はありません。
話者を追加したい場合は、同様に公式エディタのAPI画面からcoe_idをコピーし、AoiSupportの「CoeAvatar設定」の+ボタンを押してcoe_idを転記していきます。
なお、AoiSupportに話者名を登録することはできないため、動画編集ソフト上で話者名が必要な場合、代わりに「coe_id」を使用することにご留意ください。
※ 挿入先レイヤーは「24.挿入先レイヤーの指定」で解説します。
その他の設定
AoiSupportはテスト再生時、CoeAvatarのサーバからレスポンスとして受け取ったwavファイルを音声保存先フォルダに「temp」フォルダを作成して、そこに格納します。 「音声再生時tempファルダ内に生成されたwavファイルを削除する」にチェックを入れると、「temp」フォルダに格納したファイルを音声再生後に削除することができます。
「テキストファイルも同時に保存する」にチェックを入れると音声保存時にセリフ入力欄に入力した文字をtxtファイルとして保存し、動画編集ソフトへ投げ込むことができます。
19.Voice Track Maker設定
AoiSupportはVoice Track Makerの音声保存操作を自動で行い、AoiSupport本体設定で 指定した音声保存先フォルダに格納します。保存が完了したら、動画編集ソフトに投げ込みを行う仕組みとなっています。
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必須設定
Voice Track Maker側の設定は特に必要ありません。AoiSupportで音声保存を実行すると、VTMファイルの保存はスキップされることにご注意ください。
※ファイル名は音声、テキスト共に「現在日時」+「話者名」+「テキスト10~20文字」になります。
AoiSupport側の設定
AoiSupportの「音声合成ソフト設定」から「Voice Track Maker設定」を選択することで、設定が行えます。
挿入先レイヤーの設定は「24.挿入先レイヤーの指定」で説明します。その他、「保存ファイル設定」、「音声保存方式の設定」が可能です。
保存ファイル設定
ここにチェックを入れると、Voice Track Makerの「変換前テキスト」に入力されたテキストを音声投げ込み時にtxtファイルとして出力することができます。
音声保存方式の設定
Voice Track Makerの音声保存処理がうまく動作しない場合、ここで切り替えを行うことで正常動作できる場合があります。
- 音声保存方式1:ショートカットキー操作で保存を行います
- 音声保存方式2:ボタン操作で保存を行います
20.VoiSona Talk設定
AoiSupportはVoiSona Talkのショートカットキー(F4)を実行し、AoiSupportの基本設定で指定した音声保存先フォルダに格納した後、 動画編集ソフトへ投げ込む仕組みとなっています。
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必須設定
VoiSona Talkの右上のメニューボタンから「編集」→「環境設定」を開きます。「ショートカット」タブを開き、「WAVファイルをエクスポート」がデフォルトの「F4」になっていることを確認します。
メイン画面に戻り、デフォルトで「Talk1」や「Talk2」となっているトラック名を対象の話者名に変えます。「出力名」が話者名になっていない場合は手動で話者名に修正します。
以上が必須設定になります。
AoiSupport側の設定
AoiSupportの「音声合成ソフト設定」から「VoiSona Talk設定」を選択することで、設定を行えます。
挿入先レイヤーは「24.挿入先レイヤーの指定」で解説します。その他、保存ファイル設定、音声再生時の設定、音声保存方式の設定が行えます。
保存ファイル設定
常に「テキストファイルも出力」にチェックを入れた状態で保存する、にチェックを入れると、出力時にテキストも一緒に出力されます。
保存ファイル名の先頭に現在日時をつける、にチェックを入れると、出力後のファイル名の先頭に現在日時が付与されます。
音声再生時の設定
AoiSupportの音声再生のショートカットキーを実行すると、デフォルトでは現在表示している文章のみを再生します。ここにチェックを入れるとトランスポート(トラック全体)を再生するようになります。
音声保存方式の設定
VoiSona Talkの音声保存処理がうまく動作しない場合、ここで切り替えを行うことで正常動作できる場合があります。
- 音声保存方式1:主にマウス操作で保存を行います
- 音声保存方式2:主にUI自動操作で保存を行います
21.Style-Bert-VITS2設定
AoiSupportはStyle-Bert-VITS2(以下SBV2)のエディタやWebUIを通常のWEBブラウザと同じように描画することができます。 AoiSupportはその描画したSBV2の画面に対して音声保存操作を行い、基本設定で指定した音声保存先フォルダに格納した後、動画編集ソフトへ投げ込む仕組みとなっています。
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必須設定
AoiSupportはSBV2を内蔵しているわけではなく、エディタやWebUIをそのまま描画しているのみとなります。そのためSVB2を通常利用するときと同様にSVB2をインストールし、エディタ或いはWebUIを起動してください。
※AoiSupportはデフォルトのSBV2のUIに対して自動操作を行うことができます。画面UIを独自にカスタマイズしていると正常動作しない場合がありますのでご注意ください。
続いてAoiSupportを開き、メニューの「エディタ」から「Style-Bert-VITS2エディタ」或いは「Style-Bert-VITS2 WebUI」を選択し、通常のWEBブラウザと同じ画面が表示されることを確認します。
以上が必須設定になります。
AoiSupport側の設定
AoiSupportの「音声合成ソフト設定」から「Style-Bert-VITS2設定」を選択することで、設定を行えます。
挿入先レイヤーは「24.挿入先レイヤーの指定」で解説します。その他、ポート番号設定、保存ファイル設定が行えます。
ポート番号設定
SBV2のポート番号を変えている場合はここで変更したポート番号を設定してください。
※AoiSupportはSBV2をローカルで動作させることを想定しています。AoiSupport本体のあるフォルダ内のsettings.jsonを直接編集することで異なるIPやホスト名を設定できますが、正しく動作しない場合があります。
保存ファイル設定
「テキストファイルも同時に保存する」にチェックを入れると動画編集ソフトに字幕を同時配置することができます。
「投げ込み前に音量を下げる」にチェックを入れると動画編集ソフトへの投げ込み前にwavファイルの音量を下げることができます。
※音量を上げることはできませんのでご注意ください。
保存ファイル名について
保存ファイルは音声、テキスト共に「現在日時」+「話者名」+「テキスト10文字」で保存されます。 なお、AoiSupportの「挿入先レイヤーの指定(キャラクター単位)」はSBV2に初期搭載されている話者名のみ登録されているため、自前のモデルやフリーで配布されているモデルを利用する場合、プリセット単位の方に直接話者名を入力してください。
22.外部エディタ設定
AoiSupportは外部エディタとして、ユニコエとVoicizationに対応しています。これらのソフトのボタン操作を自動で行い、動画編集ソフトへ投げ込みます。
※連携元のアプリが前面に出ていると、AoiSupportはそのアプリに対して保存操作を行おうとします。ユニコエやVoicizationを前面に出した状態で保存操作を行うようにしてください。
ユニコエ設定
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基本設定
ユニコエの「設定」から「プロジェクト設定」を開きます。「音声ファイル保存」タブを開き、必ず「ファイル命名規則を指定する」を選択します。
「フォルダー」はAoiSupportの「音声保存先」に合わせます。また、命名規則の推奨値は「{yyMMdd_HHmmss}_{Number}_{VoicePreset}_{Text}」(プリセットから選択の「日時連番_キャラ名_入力文」)となります。
※AoiSupportは上書き保存を検知できないため、推奨値のように出力ファイル名は重複しないようにしてください。
以上が必須設定になります。
音声保存の仕組みについて
AoiSupportは音声保存ボタンや音声保存のショートカットキーを実行すると、フレーズ編集エリアの音声保存ボタンを操作します。
全音声保存のショートカットキーを押した場合、テキスト入力エリアの音声保存ボタンを操作します。
AoiSupport側の設定
AoiSupportの「音声合成ソフト設定」から「外部エディタ設定」を選択することで、設定を行えます。
挿入先レイヤーは「24.挿入先レイヤーの指定」で解説します。
なお、他のソフトのようにプルダウンで話者名の選択はできないため、出力される話者名から直接指定を行うことになります。
その他の設定
AoiSupportの「外部エディタ設定」の「ユニコエ設定」では現在2つの設定を行うことができます。
テキスト入力欄を音声再生する、にチェックを入れると、AoiSupportの音声再生のショートカットキーを実行時にテキスト入力エリアの音声再生を行うことができるようになります。
音声保存前にフレーズ登録をする、にチェックを入れると、音声保存時にフレーズ登録することができるようになります。
Voicization設定
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基本設定
Voicizationの「ツール」から「設定」を開きます。「音声出力」タブを開き、「ファイル名をパターン化する」にチェックを入れます。
推奨するファイル名のパターンは「{Date:yyyyMMddHHmmss}-{VoicePresetName}-{Text}」となります。
※AoiSupportは上書き保存を検知できないため、推奨値のように出力ファイル名は重複しないようにしてください。
以上が必須設定になります。
AoiSupport側の設定
AoiSupportの「音声合成ソフト設定」から「外部エディタ設定」を選択することで、設定を行えます。
挿入先レイヤーは「24.挿入先レイヤーの指定」で解説します。
なお、他のソフトのようにプルダウンで話者名の選択はできないため、出力される話者名から直接指定を行うことになります。
その他の設定
AoiSupportの「外部エディタ設定」の「Voicization設定」では現在2つの設定を行うことができます。
テキスト入力欄を音声再生する、にチェックを入れると、AoiSupportの音声再生のショートカットキーを実行時にテキスト入力エリアの音声再生を行うことができるようになります。
音声保存前にフレーズ登録をする、にチェックを入れると、音声保存時にフレーズ登録することができるようになります。
23.常時フォルダ監視設定
常時フォルダ監視設定を有効化すると、AoiSupportは音声保存先フォルダを
常に監視し、wavやzipファイルが追加されたらそのファイルを動画編集ソフトへ投げ込みます。
この機能を利用することでCoeFont、TALQuなどのwav出力可能なあらゆる音声合成ソフトの
音声をAviUtlやYMM4、DaVinci Resolve等々へ自動投げ込みできるようになります。
※この機能を利用する場合、音声合成ソフトの 自動操作は行わないため音声の保存操作は自分で行うことになります。
※音声フォーマットは現在wavのみ対応しています。
※wavと同名のtxtファイルやlabファイルがあった場合、 AoiSupportはそれも同時に投げ込みを行います。(labファイルはAviUtlのみ投げ込み可)
※txtファイルはAoiSupport側で文字コードを自動判別し、 自動でUTF-8へ変換を行います。
※zip内にwavファイルがなかった場合、AoiSupportは何もしません。
共通設定
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常時フォルダ監視の有効化
AoiSupportの「本体設定」から「常時フォルダ監視設定」を選択します。
「音声保存先フォルダを常に監視する」にチェックを入れることで、「基本設定」で設定した音声保存先フォルダを
常に監視するようになります。
同一時間帯に生成されたtxtファイルも一緒に投げ込む
音声出力時にwavファイルとtxtファイルが別名で出力された場合、AoiSupportはtxtファイルの検知ができません。 この項目にチェックを入れるとAoiSupportは同一時間帯に生成されたtxtファイル、labファイルを検索し、それも一緒に投げ込みを行います。
※AoiSupportは同名のtxtファイルがあるかを確認→同一時間帯に生成されたtxtファイルの検索といった順でtxtファイルの確認を行います。
※wavファイルの更新時間を確認した後、「txtファイル生成監視時間」で指定した秒数分の更新時間内に収まっているtxtファイルを探し出します。 例えばwavファイルの更新時間が「2022年4月25日 12時34分56秒」、txtファイル生成監視時間が「3秒」だった場合、「2022年4月25日 12時34分53秒」~「2022年4月25日 12時34分59秒」の時間帯に更新されたtxtファイルを探し出します。
txtファイル生成監視時間
ここではwavファイルを検知した後、txt及びlabファイルが生成されるまでどの時間待機するかの指定を行うことができます。 例えば1秒を指定した場合、AoiSupportがwavファイルを検知すると1秒間待機を行い、その間にtxt及びlabファイルが生成された場合、動画編集ソフトへそれらのファイルの 投げ込みを実施します。
zipファイル展開後、元のzipファイルを削除する
AoiSupportはzipファイルが出力された場合、中身をチェックし、wavファイルやwavと同名のtxtやlabファイルがあったら展開をし、それらを動画編集ソフトへ投げ込みます。 この項目にチェックを入れるとzip展開後に元のzipファイルを削除することができます。
※wavファイルやwavと同名のtxtやlab以外のファイルは展開しませんのでご注意ください。
音声投げ込み
常時フォルダ監視を有効化した後にwavファイルを音声保存先フォルダに設置すると、AoiSupportはそのファイルを動画編集ソフトへ投げ込みます。 zipを設置した場合は中身をチェックし、wavファイルがあったら展開し、投げ込みます。wavファイルがなかったら何もしません。
※AoiSupportのメイン画面を開いているときのみ常時フォルダ監視が行われます。
※AoiSupportの画面上に「音声を検知しました。」や「zipを検知しました。」の文字が表示されない場合、 AoiSupport側で音声検知ができていません。音声保存先と音声合成ソフトの保存先設定が合致しているか確認してください。
挿入先レイヤーの指定
CoeFontやTALQuなど、出力ファイルの名称にキャラクター(話者)名を含むことのできるものは
レイヤー番号の指定や音声保存先の振り分けを行うことが可能です。実際に出力されたファイルを確認し、ここに入力することになります。
なお、出力ファイルの名称にキャラクター(話者)名を含まない場合、AoiSupportのメイン画面の「デフォルト挿入レイヤー」でレイヤー番号を指定することになります。
※YMM4やレコスタ、VEGAS Proの場合、この画面でレイヤー番号を指定しても反映されません。キャラクター(話者)名のみ指定してください。
YMM4はYMM4のキャラクター設定でレイヤー番号の指定を行います。
音声合成ソフトで実際にwav出力を行い、出力された音声ファイルの名称を確認します。ここに「_」+「キャラ名」あるいは 「-」+「キャラ名」があればレイヤー番号の指定が可能です。+ボタンを押下して、「キャラ名」と「レイヤー番号」を入力することで、指定ができます。
※キャラ名の前に「_」あるいは「-」がついていない場合、このレイヤー番号の指定は 行えませんのでご注意ください。
CoeFont設定
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ここではCoeFontの設定例を示します。CoeFontはWEBブラウザで利用するサービスであるため、 WEBブラウザのダウンロード先をAoiSupportの音声保存先と合わせることになります。そのため、メインとして利用していないWEBブラウザでCoeFontを 利用することを推奨します。
挿入先の指定方法
以前はダウンロードしたファイル名に自動で話者名が付与されていましたが、CoeFontの仕様変更により話者名が付与されなくなりました。 そのため、以下の方法で常時フォルダ監視設定の挿入先の指定を行う必要があります。
話者ごとにパート分割する方法
CoeFontはダウンロードファイル名にPart名が付与されます。そのため、話者ごとに使用するパートを分けることで、振り分けが可能となります。
AoiSupport側ではパート名をそのまま話者名として入力することで、動画編集ソフトへの挿入先を決定させることができます。
※動画編集ソフト側で話者名を指定する場合でも、このPart名をそのまま使うことになります。
音声保存について
テキストの投げ込みが必要な場合、必ず上の方の保存ボタンを押すようにしてください。
ダイアログが出たら拡張子を「.wav」、ダウンロードするファイルを「音声ファイルとテキストファイル」にしてダウンロードボタンを押します。
テキストも含んだzipがダウンロードされ、AoiSupportが検知・展開し、動画編集ソフトへ投げ込みます。
※AoiSupportのメイン画面を開いておかないと検知されませんのでご注意ください。
※AoiSupportはPart全体の音声をダウンロードしてまとめて投げ込むことも可能です。
TALQu設定
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TALQu設定
ここではTALQuの設定例を示します。TALQuで音声保存を行うと、話者名がファイル名に付与されます。
この話者名をAoiSupport上にも登録することで、話者ごとに動画編集ソフトへの挿入先を決定させることができます。
wav出力時の音声保存先はAoiSupportの「本体設定」→「基本設定」の音声保存先にする必要があります。
※AoiSupportのメイン画面を開いておかないと検知されませんのでご注意ください。
24.挿入先レイヤーの指定
AoiSupportは出力された音声ファイルのファイル名を読み取り、そのファイル名に記載されている
キャラクター名やプリセット名を元に、音声投げ込みを実行します。
挿入先レイヤーはAoiSupportの(各音声合成ソフトの名称の)設定画面から設定を行うことができます。
なお、何も設定しなかった場合はAoiSupportのメイン画面のデフォルト挿入レイヤーへ挿入されることになります。
※YMM4やレコスタ、VEGAS Proの場合、この画面でレイヤー番号を指定しても反映されません。キャラクター(話者)名のみ指定してください。 YMM4はYMM4のキャラクター設定でレイヤー番号の指定を行います。
※DaVinci ResolveやPremiere Proの場合、「レイヤー」を「トラック」に読み替えてください。
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挿入先レイヤーの指定(キャラクター単位)
各音声合成ソフトのキャラクターをリストから選択することができ、そのキャラクターに対して 挿入先レイヤーを指定します。ここでうまく指定ができない場合、挿入先レイヤーの指定(プリセット単位)の方で直接指定を行います
なお、A.I.VOICE、A.I.VOICE2、VOICEROID2、ガイノイドTalkの場合はプリセット名に必ず「フルネーム」を含ませてください。
また、プリセットごとに挿入レイヤーを変えたい場合や名前を指定したい場合は後述の「挿入先レイヤーの指定(プリセット単位)」で指定を行います。
以下はキャラクターを「琴葉 葵」、挿入先レイヤーを「4」にした場合の例です。
※選択可能なキャラクターのリストはサーバからデータを取得するため、更新されるごとに新キャラが追加されます。
※空白は除去して判定が行われるため、特に気にする必要はありません。
挿入先レイヤーの指定(プリセット単位)
プリセット単位で挿入先レイヤーの指定を行います。A.I.VOICE、A.I.VOICE2、VOICEROID2、ガイノイドTalkの場合は プリセット名をそのまま入力します。その他の音声合成ソフトの場合は実際に出力されるファイルに含まれる名称を指定することになります。
※VOICEVOXでスタイルごとに挿入位置を変えたい場合やMYCOEIROINKの話者を追加する際もこちらをご活用ください。
なお、AoiSupportはプリセット名を上から順に合致する文字が存在するか判定を行います。 そのため、下記のように同一文字があるプリセット名の場合、指定順によっては同一レイヤーに挿入されることがあります。
この場合は右側にある矢印ボタンを利用し、名称の長い方を上にすることで、 別々のレイヤーへ挿入することが可能となります。
※AoiSupportは「挿入先レイヤーの指定(プリセット単位)」で設定した内容を上から順に 判定を行い、どれにも合致しなかった場合、「挿入先レイヤーの指定(キャラクター単位)」で設定した内容を上から順に判定を行います。
25.削除・置換設定
AoiSupportの「本体設定」から「削除・置換設定」を選択することで設定ができます。
この機能を利用することで、テキストの投げ込みを行う前に加工処理をすることができます。
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削除設定
リストから「文中」、「文頭」、「文末」を選択し、削除する文字列を入力することで、
動画編集ソフトへ投げ込む前に文章内のその単語を削除することができます。
「文中」はそのテキスト内の全単語の削除を行います。
「文頭」はその単語が文頭にあった場合、1単語だけ削除を行います。
「文末」はその単語が文末にあった場合、1単語だけ削除を行います。
「正規表現」は削除文字を正規表現で指定することができます。
※正規表現でフラグを付けたい場合は、「//」で囲った後にフラグを指定します。(例:/ABC/gi)
※改行を削除したい場合は、「\r\n」か「\n」のいずれかを指定すると削除ができます。
置換設定
リストから「文中」、「文頭」、「文末」を選択し、置換前及び置換後の文字列を入力することで、
動画編集ソフトへ投げ込む前に文章内のその単語を置換前の文字列から置換後の文字列へ変えることができます。
「文中」はそのテキスト内の全単語の置換を行います。
「文頭」はその単語が文頭にあった場合、1単語だけ置換を行います。
「文末」はその単語が文末にあった場合、1単語だけ置換を行います。
「正規表現」は置換前文字を正規表現で指定することができます。
※正規表現でフラグを付けたい場合は、「//」で囲った後にフラグを指定します。(例:/ABC/gi)
26.音声投げ込み
AoiSupportの音声保存ボタン或いはショートカットキーを入力することで、 音声合成ソフトの保存処理から動画編集ソフトへの投げ込みまでを自動実行してくれます。
※全音声保存のショートカットキーに対応する保存ボタンはないため注意
※AoiSupportを最小化していてもショートカットキーは実行できます。 その場合AoiSupportのメイン画面を開いておいてください。
音声保存
Windowsのウィンドウ一覧から前面に出ている音声合成ソフトを探し出し、そのソフトに対して保存処理を実行してくれます。
複数の音声合成ソフトが起動していても、より前面に出ているソフトに対して保存処理を実行してくれます。
※動画編集ソフト等、他のアプリが最前面に出ていても保存処理は実行されます。
※動画編集ソフトが複数起動している場合、こちらもより前面に出ているソフトに対して 音声投げ込みが実行されます。
※音声合成ソフトのダイアログが開いていたり、設定画面が開いていた場合は 正常に保存処理が実行されないことがあるため、閉じた状態で実行してください。
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全音声保存
A.I.VOICEのリスト機能の保存を行う場合は保存したいリストを選択後、全音声保存で割り当てた ショートカットキーで保存処理を実行できます。リストは複数を選択して一気に投げ込むことも可能です。
なお、デフォルトだとA.I.VOICEは複数のリストを選択しても、1ファイルで出力されます。 これを分割して出力したい場合はA.I.VOICEの「ツール」から「プロジェクト設定」を開き、「音声ファイル保存」タブの 「ファイル分割」で「1文毎に区切って複数のファイルに書き出す」を選択する必要があります。
VOICEVOX系ソフトやSeiren Voiceの場合はリスト上にある全文章に対して音声の保存→投げ込みを実行してくれます。
※CeVIO CS、CeVIO AI、VoiSona Talkにて複数音声を一括保存したい場合は、保存したい音声を複数選択してから全音声保存処理を実行してください。
※VOICEPEAKの場合、音声保存はブロック出力、全音声保存は全文出力を実施することになります。
※A.I.VOICE2の場合、音声保存は書き出し、全音声保存は一括書き出しを実施することになります。
※ユニコエの場合、音声保存はフレーズ編集エリアの保存、全音声保存は文章入力欄の保存を実施することになります。
※その他のソフトで複数音声を一括保存する場合は全音声保存処理を実行してください。なお、COEIROINKv2は現在一括保存することができません。
YMM4に全音声保存で投げ込む場合
YMM4上で事前に「追加してシーク」を選択しておくと、音声投げ込み後カーソル位置を後ろに動かすことが可能です。 複数音声を一括で投げ込む場合はここを「追加してシーク」にしておかないと、縦方向に音声が投げ込まれていくのでご注意ください。
レコスタに全音声保存で投げ込む場合
AoiSupportの「Recotte Studio設定」で「音声投げ込み後カーソル位置を後ろに動かす」を選択しておいてください。 複数音声を一括で投げ込む場合はここを設定しておかないと、正常に音声が投げ込まれませんのでご注意ください。
27.音声再生
AoiSupportの音声再生のショートカットキーを入力すると、Windowsのウィンドウ一覧から 前面に出ている音声合成ソフト探し出し、そのソフトに対して音声再生を実行してくれます。
※Seiren Voiceは現在音声再生機能を実装しておりません。
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A.I.VOICE、VOICEROID2、ガイノイドTalk、かんたん!AITalk5
A.I.VOICE、VOICEROID2、ガイノイドTalkの音声再生のショートカットキーを自動実行する仕組みとなっております。 なお、AoiSupport側の「A.I.VOICE設定」、「VOICEROID2設定」、「ガイノイドTalk設定」、「かんたん!AITalk5」の音声再生時の設定でカーソル位置を指定すると、必ず全文読み上げできるようにすることが可能です。
VOICEVOX、COEIROINK(v1)、LMROID、SHAREVOX、ITVOICE
画面上に表示されている音声再生ボタンをマウスクリックする仕組みとなっております。音声再生ボタンがモニタの外にある場合、正常にクリックされませんので ご注意ください。また、うまくクリックできない場合はAoiSupportの「VOICEVOX設定」、「COEIROINK設定」、「LMROID設定」、「SHAREVOX設定」、「ITVOICE設定」でクリック位置の確認を行うことができます。
CeVIO CS、CeVIO AI
視聴/停止(Shift + Space)を押したときの動作と同じ動きをします。トラック再生のショートカットは現在実装しておりません。
A.I.VOICE2
書き出しボタンの横の「再生」ボタンを押したときの動作と同じ動きをします。連続再生のショートカットは現在実装しておりません。
VoiSona Talk
デフォルトでは1文再生(Space)を押したときの動作と同じ動きをします。AoiSupportのVoiSona Talk設定でトランスポート(トラック全体)再生に変えることができます。
VOICEPEAK
音声再生ボタンを押したときと同じ動きをします。なお、AoiSupport側の「VOICEPEAK設定」の音声再生時の設定でカーソル位置を先頭にチェックを入れると、 選択中のブロックの先頭にカーソル位置を移動してから再生を行います。
SofTalk、棒読みちゃん、AquesTalkPlayer
SofTalk、棒読みちゃん、AquesTalkPlayerの音声再生ボタンを押したときと同じ動きをします。
CoeAvatar
AoiSupportの簡易エディタ上の「テスト再生」ボタンを押したときの動作と同じ動きをします。
Voice Track Maker
Voice Track Makerの「合成音声の再生」ボタンを押したときの動作と同じ動きをします。「教示用音声ファイルの再生」ボタンのショートカットは現在実装しておりません。
COEIROINKv2
Ctrl + Pを押したときの動作と同じ動きをします。
SVB2
WebUIは結果エリアの音声再生ボタンを、エディタは音声合成ボタンを押したときと同じ動きをします。
ユニコエ、Voicization
フレーズ編集エリアの音声再生ボタンを押したときと同じ動きをします。AoiSupport側で文章入力エリアの音声再生ボタンに切り替えることが可能です。
28.音声保存先の振り分け
AoiSupportの「音声保存先設定」の「音声ファイルをキャラクターごとにフォルダ分けする」に
チェックを入れると、キャラクターやプリセットごとに音声ファイルを振り分けることができます。
「24.挿入先レイヤーの指定」で指定したキャラ名やプリセット名のフォルダが作成され、そこに格納されます。
※一度試しで設定してみると挙動がよくわかるので、まずは動作確認してみることを推奨します。
※音声ファイルにキャラ名が含まれる場合、常時フォルダ監視機能でも保存先を振り分けることが可能です。
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YMM4(カスタムボイス連携)以外の場合
AoiSupportの「音声保存先」で指定したフォルダに音声ファイルを格納した後、
挿入先レイヤー番号の判定を行います。その際、合致したキャラ名やプリセット名があった場合、「音声保存先」フォルダ配下にそのキャラ名やプリセット名で
フォルダを作成し、その中にファイルを移動し、AviUtl、DaVinci Resolve、YMM4、レコスタ、VEGAS Pro、Premiere Proへ投げ込みを実施します。
なお、合致するものがなかった場合、「音声保存先」で指定したフォルダから移動せず、そのままAviUtl、DaVinci Resolve、YMM4、レコスタ、VEGAS Pro、Premiere Proへ投げ込みを行います。
YMM4(カスタムボイス連携)の場合
AoiSupportの「YMM4」設定で指定した「監視フォルダ」配下に、AoiSupportの各音声合成ソフト設定の
挿入先レイヤーで指定したキャラ名やプリセット名でフォルダ作成を行います。
AoiSupportは本体設定の「音声保存先」で指定したフォルダに一時的にファイルを格納した後、挿入先レイヤーで
指定したキャラ名やプリセット名で合致する条件が存在するか確認し、そのフォルダへ音声ファイルを移動させます。
なお、合致するものがなかった場合、「YMM4」設定で指定した「監視フォルダ」配下に直接音声ファイルを移動させます。
※「24.挿入先レイヤーの指定」で移動先の キャラ名やプリセット名のフォルダ設定ができますが、レイヤー番号は指定できない(YMM4側で指定する)ため、ご注意ください。
YMM4側のキャラクター設定は以下のように、監視フォルダを上記で指定したキャラ名やプリセット名のフォルダにします。 ファイル名は既にキャラクター単位でフォルダ分けされているので、特に指定する必要はありません。挿入レイヤーはこの画面で設定します。
29.連動起動設定
AoiSupportの「本体設定」から「連動起動設定」で設定を行うことができます。
ここで事前にアプリケーションを登録しておくことで、AoiSupportの起動時にAviUtlやA.I.VOICEなどの様々なアプリを連動して起動させることができます。
※exeファイルを指定した場合、AoiSupport起動時に対象のアプリが起動済みであるかのチェックが行われるため、 登録したアプリが二重起動されることはありません。
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連動起動機能の有効化
「AoiSupport起動時に登録アプリケーションをまとめて起動する」にチェックを入れると「登録アプリケーション一覧」で 登録したアプリをAoiSupport起動時に自動で一括起動を行うことができます。
登録アプリケーション一覧
プラスボタンを押すと、新規に登録したいアプリを増やすことができます。
「選択」ボタンを押して、起動したいアプリのexeファイルの指定を行います。なお、txtやwav、batファイルなどを指定することも可能です。
「起動」ボタンを押すと、登録したアプリをその場で起動させることが可能です。
※txtファイルなどを指定した場合、Winddows上で紐づいたアプリ(メモ帳など)が起動し、そのtxtファイルを開きます。
アプリケーションの登録方法の補足
「選択」ボタンではなく、フォームに直接入力でも登録を行うことができます。
exeファイルの場合はShiftを押しながら右クリックで「パスのコピー」を行います。デスクトップなどにあるショートカットの場合は
右クリックから「プロパティ」を開き、「ショートカット」から「リンク先」をコピーします。コピーした文字列をフォームにコピペします。
※直接コピペで登録した場合、登録直後はアプリケーション名が表示されません。一度メイン画面や別の設定画面に移動してから 再度「連動起動設定」画面に戻ると正常に表示されるようになります。
30.音声保存処理設定
ここでは音声保存操作のみを自動実行したい場合の設定を行うことができます。 AoiSupportの「本体設定」から「音声保存処理設定」で設定画面が開きます。
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音声保存操作のみ自動実行設定
「音声保存処理のみを実行する」にチェックを入れると動画編集ソフトへの投げ込みをスキップします。
※動画編集ソフトが未起動でも実行可能です。
※23.常時フォルダ監視設定機能を有効化している場合、検知して投げ込もうとするのでご注意ください。
音声保存処理のみ実行する際、ファイル移動や音声・字幕の加工を行う
「音声保存処理のみを実行する」にチェックを入れただけの状態の場合、フォルダ分類、字幕の改行、文字コードの変換、削除・置換処理、音声の無音追加処理が全てスキップされます。 これらの処理も実行したい場合、ここにチェックを入れてください。チェックを入れた場合は「保存後移動先フォルダ」も指定するようにしてください。
保存後移動先フォルダ
異なる動画編集ソフトへの投げ込みツールを利用する場合、AoiSupportの加工処理中にその外部ツールが検知して、中途半端な状態で投げ込まれてしまう可能性があります。 ここのフォルダを指定すると、AoiSupportは「音声保存先」で指定したフォルダに一時的に音声やテキストファイルを格納・加工処理の実行をして、外部ツールの検知フォルダに移動させることができるようになります。
31.Q&A集
AoiSupportがうまく動かない場合はこちらのQ&A集をご参照ください。
Q.音声保存してくれない、音声保存処理が不安定
A1.音声保存方式を変えてみてください
ソフトによっては音声保存の手法を2~4種類搭載しています。AoiSupportの各音声合成ソフトの設定画面から切り替えができますので、
片方がうまく動作しない場合、もう片方を選択して動作させてみてください。
※それでもうまく動作しない場合は23.常時フォルダ監視機能を 利用することで、自動投げ込みのみできるようになります。
A2.画面左上に文字が表示されてないか確認してください
この画像のようにモニタの左上に文字が表示されている状態だと正常動作しませんので、削除してから保存操作を実行してください。
A3.チャタリング回避ソフトを切ってください
AoiSupportは一部の処理でキーボード操作を行います。チャタリング回避ソフトにより50ms以下の入力を無効化する等の設定をしていた場合、正常に動作しない場合があります。
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Q.AviUtlにこの画像のように変な感じに挿入される
考えられる原因は2つあります。
A1. PSDToolKitの発動条件を設定していない
4.AviUtl設定に記載した内容を設定していない可能性があります。 以下のように設定を行ってください。
A2. PSDToolKit内に含まれるごちゃまぜドロップスを使用していない
PSDToolKitを使用する場合、ごちゃまぜドロップスはPSDToolKit内に含まれるものを使用する必要があります。 最新版のごちゃまぜドロップスを使用しようとしてPSDToolKitのごちゃまぜドロップスを上書きすると正常動作しなくなることがあるのでご注意ください。
Q.exoの投げ込みのされ方がおかしい
A.「テンプレート作成時の注意点」を再度ご確認願います
4.AviUtl設定の「テンプレート作成時の注意点」に記載されている内容に基づいた形でテンプレートが作成されていない可能性があります。
特にPSDToolKitで「1フレーム目に音声とテキストがある*.exoをドロップした時」が有効化されていると正常に投げ込みがされないのでご注意ください。
Q.AviUtlで以下のようなエラーが出る
A.AviUtl(PSDToolKit)側の設定を見直してみてください
AoiSupportではなく、AviUtl上でエラーが出る場合はAviUtlの設定がおかしい可能性が高いです。上記のエラーはごちゃまぜドロップスのベータ版を
導入すると発生するエラーです。なるべく安定版を使用するようにしてください。
Q.YMM4で縦方向に音声が追加されていく
A.「追加してシーク」を選択して実行してください
YMM4で複数音声を投げ込む場合、音声追加モードが「追加」になっていると縦方向に音声が追加されてしまいます。
これを「追加してシーク」にすると、投げ込みを実行した後カーソル位置を後ろに動かすことができるため、複数音声の一括投げ込みが実行できるようになります。
Q.YMM4に検知されない(投げ込まれない)
A.YMM4の「ファイル名」が合っていることを確認してください
YMM4とカスタムボイス連携を行う場合、実際に出力されるファイル名とYMM4の「キャラクター設定」の「ファイル名」が合っていることを確認してください。
実際のファイルが半角、「キャラクター設定」の「ファイル名」が全角の場合、YMM4に検知されませんので、コピペで設定を行うようにしてください。
Q.DaVinci Resolveに変な感じに投げ込まれる
A.実行速度を落としてみてください
AoiSupport本体の「DaVinci Resolve設定」→「DaVinci Resolve実行速度設定」を「中速」や「低速」にすると安定する場合があります。
Q.レコスタの投げ込み時にカーソルが後ろに移動しない
A.「オブジェクト設定」のウィンドウサイズを調整してください
AoiSupportはカーソル移動を「オブジェクト設定」をマウスクリックすることで実現しています。
「オブジェクト設定」のウィンドウサイズが小さいとマウスクリックが行えないため、下記の画像のように広げてください。
Q.Premiere ProにAoiDropがインストールできない
A.「Creative Cloud Desktop」上に「AoiDrop」が表示されることを確認してください
デスクトップアプリのCreative Cloudのプラグイン一覧に「moe.aoi-chan.AoiDrop」が表示されていない場合、「ZXPInstaller」によるインストールが正常に行えていない可能性があります。
「Creative Cloud Desktop」のメニューから「Creative Cloudを終了」を選択して再度起動してもプラグイン一覧に表示されない場合、中途半端にインストールされている可能性があります。 その場合は「C:\Program Files (x86)\Common Files\Adobe\CEP\extensions」に「moe.aoi-chan.AoiDrop」のフォルダがあることを確認し、あった場合は手動で削除してください。
※「Creative Cloud Desktop」は一度終了させないとプラグイン情報が更新されません。 また、×ボタンでは「Creative Cloud Desktop」を終了させることができないため、必ずメニューから「Creative Cloudを終了」を選択して終了させるようにしてください。
Q.インストールはできたが、Premiere ProのAoiDropの稼働が確認できない
A.ポート番号を確認してください
AoiDropはポート番号「48703」を使用してローカル内通信をしています。「http://localhost:48703/」にアクセスしても稼働が確認できない場合、Windowsの他のプロセスによって使用されている可能性があります。
こちらの外部の記事などを参考に、「48703」のポート番号を使用しているプロセスを閉じ、Premiere Proを再起動して再度稼働確認してください。
Q.音声保存は成功しているのに、投げ込みがされない
A.音声保存先を変えてみてください
音声保存先のフォルダのパスに記号が含まれていると検知がうまくできないことがあるようです。なるべくフォルダパスに記号は含めないようにしてください。
Q.Premiere Proの字幕が途中で切れることがある
A.テンプレのmogrtファイルを長めに作成してください
テンプレ作成時のmogrtファイルを10秒で作成した場合、10秒を超える音声を投げ込むと字幕は10秒間しか表示されないことになります。
長い文章を投げ込む場合は、テンプレのmogrtファイルも長めに作成するようにしてください。
Q.AoiSupportの検知が遅い、YMM4に2重に投げ込まれる
A.音声保存先を変えてみてください
AoiSupportの音声保存先やYMM4の監視フォルダを外付けHDDやNASにすると、うまく検知や投げ込みできないことがあるようです。なるべく内蔵HDDやSSDを指定するようにしてください。
Q.音声投げ込み中にフリーズする
A.音声保存先を変えてみてください
音声保存先のフォルダ階層が深いと投げ込みができず、フリーズすることがあるようです。その場合はなるべくCドライブ直下などのフォルダを指定するようにしてください。
Q.CoeFontで字幕の投げ込みがされないときがある
A.「同一時間帯に生成されたtxtファイルも一緒に投げ込む」にチェックを入れてください
CoeFontはwavファイルとtxtファイルがたまに別名で出力されることがあるようです。常時フォルダ監視設定の「同一時間帯に生成されたtxtファイルも一緒に投げ込む」にチェックを入れると
出力されたファイルを確実に検知し、投げ込みができるようになります。
Q.VOICEPEAKで全音声保存時に音声が投げ込まれない
A.出力ファイル名を変えて出力してみてください
AoiSupportは同一ファイル名の音声が出力された場合、それを検知できません。そのため、一度手動で保存を実行してしまうとAoiSupportで投げ込みができなくなります。
再度出力できるようにしたい場合は出力ファイルを一度削除し、AoiSupport側で音声保存を実行してください。
また、AoiSupportの「VOICEPEAK設定」の「保存ファイル名の先頭に現在日時をつける」にチェックを入れるようにしてください。
Q.Seiren Voiceで音声が投げ込まれない
A.一度出力ファイルを削除してください
AoiSupportは同一ファイル名の音声が出力された場合、それを検知できません。そのため、一度手動で保存を実行してしまうとAoiSupportで投げ込みができなくなります。
再度出力できるようにしたい場合は出力ファイルを一度削除し、AoiSupport側で音声保存を実行してください。
また、AoiSupportの「Seiren Voice設定」の「保存ファイル名の先頭に現在日時をつける」にチェックを入れるようにしてください。
Q.字幕の末尾に改行が入る
A.削除・置換機能を利用して改行を削除してください
音声合成ソフトによってはテキストファイルの末尾に自動で改行が入ることがあります。動画編集ソフトによっては改行をそのまま出力することがあるため、
AoiSupportの25.削除・置換設定で「文末の\r\nを削除」あるいは「文末の\nを削除」
を指定すると、文末の改行を削除した状態で字幕の投げ込みができるようになります。
32.うまく動かない場合は
上記のQ&A集を見てもうまく動かない場合は本ページ下部にある製作者のTwitterまで連絡をお願いします。
なお、完全に解決できない場合もありますので、予めご了承ください・・・